2025.02.11

アンティークチェアの張り替え事例:椅子カバーの張り替えとクッションの修理

BEFORE

AFTER

修理内容

モデル名
不明
種類
ダイニングチェア
施工方法
バネやクッションの修理生地の張り替え
修理工賃
¥30000〜¥60000
お預かり期間
3週間
配送方法
自社便
依頼地域
東京都港区
修理内容

1. はじめに

アンティークチェアって、長く使うほど味が出てくる素敵な家具ですよね。でも、どうしても座面の生地が傷んだり、クッションがへたったりしてしまいます。

今回、港区のお客様から「長年使ってきたお気に入りの椅子をキレイにしたい!」とご依頼をいただき、2脚のアンティークチェアを張り替えました。この記事では、その修復の流れやこだわりポイントをお伝えします!

2. 張り替えのきっかけ

お客様が持ち込まれたアンティークチェアの劣化状態ですが具体的には、

  • 座面の生地が擦り切れて色褪せている
  • クッションがへたって座り心地が悪くなっている
  • 木のフレームはまだしっかりしているけど、張り地のダメージが目立つ

「このまま使い続けたいけど、見た目も座り心地も良くしたい!」というご希望をいただきました。そこで、新しい生地に張り替えて、元の雰囲気を大切にしながら生まれ変わらせることになりました。

3. 張り替えの流れ

1. まずは古い生地とクッションを取り外し

木部を傷つけないように慎重に作業を進めます。もともとの作りも確認しながら、座面をバラしていきました。

2. 新しいクッション材を選ぶ

座ったときの快適さは、クッションの質が大きく影響します。今回はへたってしまったクッションを修理し、座り心地を改善し仕上げました。

3. 張り地を選んで張り替え

「派手すぎず、シンプルで落ち着いたデザインがいい」とのご希望だったので、無地のファブリック生地を選びました。アンティークの木のフレームと相性の良いカラーを選びました。

4. 仕上げと最終チェック

たるみなどが出ないように、細かい調整をしながら生地を張り、仕上げの微調整を行いました。最後にフレームとのバランスを整え、もともとのアンティークにモダンな雰囲気も加わったようです。

4. 張り替え後の仕上がりとお客様の反応

張り替えたチェアは、

  • 新しい生地で清潔感のある印象に
  • 座り心地が快適になり、長時間座っても疲れにくい
  • アンティークの雰囲気をしっかり残しつつ、上品に仕上がった

と、大変身しました!

お客様にも、「新品みたいにキレイになって、座り心地も抜群!」と喜んでいただけました。

5. アンティークチェアの脚の種類と特徴

今回の椅子は「猫脚」と呼ばれる、優雅でクラシックな曲線が特徴のデザインでした。アンティーク家具では人気の形ですが、ほかにもいろいろな脚のデザインがあります。

1. ストレートレッグ

シンプルで直線的なデザインの脚。モダンな印象があり、すっきりしたインテリアに合います。

2. カブリオールレッグ(猫脚)

今回の椅子のように、優雅なカーブを描く脚。フランスやイギリスのアンティーク家具によく見られます。

3. ターニングレッグ(ろくろ脚)

木材をろくろで削り出して作られるデザイン。曲線的な装飾が特徴で、クラシックな雰囲気を演出します。

4. テーパードレッグ

先細りになった脚で、シンプルながらも洗練された印象。北欧デザインやミッドセンチュリー家具によく使われます。

6. 椅子のカバーを張り替えるメリット

「張り替えって本当に必要?」と思われる方もいるかもしれませんが、こんなメリットがあります。

  • 思い出のある家具を長く使える
  • 新品を買うよりコストを抑えられるケースが多い
  • 好きな生地を選んでカスタマイズできる

お気に入りの椅子を、さらに快適に、さらに素敵にする方法のひとつです。

7. まとめ

アンティークチェアの張り替えは、家具の価値を守りながら、新しい魅力を引き出せる素晴らしい方法です。「この椅子、まだまだ使いたいな」と思ったら、ぜひ張り替えを検討してみてください。

私たちは、お客様の大切な家具を一つひとつ丁寧に修復し、新たな魅力を引き出します。ご興味のある方は、お気軽にご相談ください!

使用した生地情報

カラーナナコ UP 588 ¥2850/m

品名
カラーナナコ
品番
UP 588
国名
日本
カラー
ブラウン
素材
ポリエステル100%
無地
生地幅
150㎝
価格帯
~3000円/m以下
価格
¥2850/m
機能性
自動車用難燃 ウォッシャブル
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