2026.02.03

横須賀市からバンブーフレームソファの生地張り替え修理:サンゲツ「カフェミスト」で蘇る座り心地

BEFORE

AFTER

修理内容

種類
パーソナルチェア
施工方法
バネやクッションの修理生地の張り替え
修理工賃
¥30000〜¥60000
お預かり期間
4週間
配送方法
自社便
依頼地域
神奈川県横須賀市
修理内容

ソファは単なる道具ではなく、そこに住まう人の記憶や時間を共有する大切なパートナーです。今回は神奈川県横須賀市にお住まいのお客様より、バンブーフレームのパーソナルソファ3の張り替えをご依頼いただきました。

南国のリゾートを彷彿とさせる涼やかなバンブーフレームは、和洋どちらの空間にも馴染む独特の魅力があります。

本記事では、長年愛用されてきたソファが、サンゲツの椅子張り生地により、どのように生まれ変わったのか、その工程などを詳しく解説いたします。

1.施工前の状態とお客様のご要望

経年変化による課題

お預かりした際のソファは、長年のご愛用により、いくつかの課題を抱えていました。

  • 生地の摩耗と汚れ: 元のベージュ系の生地は、擦れや色あせが目立ち、一部には破れも見られました。
  • クッション性の低下: 内部のウレタンがヘタリを起こしており、座った際にかなりの底付き感がある状態でした。
  • フレームのメンテナンス: バンブーフレーム自体はしっかりしていましたが、接合部やカゴ目編みの部分に細かな埃が溜まっており、全体的なクリーニングが必要な状態でした。

 

お客様からのリクエスト

お客様からは「生地がもう傷んでしまって見た目もボロボロになってしまっています。

クッションのヘタリも大きく、張り替えで座り心地と見た目を戻したい」というご希望を伺いました。

2.生地選び:サンゲツ「カフェミスト 」の魅力

今回、張り替えに使用したのは、インテリア業界のトップメーカーであるサンゲツの椅子生地「カフェミスト(UP5666)」になります。

カフェミストについてカラーバリエーションなどを知りたい方はこちらから

「カフェミスト」シリーズの中でも、このUP5666はいわゆる「若草色」。

鮮やかすぎず、かといって沈みすぎない絶妙なグリーンは、バンブーフレームのナチュラルな質感と良い相性を見せます。

このような配色はお部屋に置くだけで、落ち着いた雰囲気もあり、空間がパッと明るくなり、まるで新緑の中にいるようなイメージ作りにも手助けしてくれるでしょう。

 

独特の「微起毛」による肌触り

この生地の特徴の一つとしては、表面に施された微かな起毛加工です。

  • 優しいタッチ: 触れた瞬間に感じる柔らかさは、リラックスタイムをより上質なものに変えてくれます。
  • 表情の豊かさ: 起毛があることで、光の当たり方や毛並みの向きによって色の濃淡が生まれ、単色でありながら奥行きのある表情を楽しめます。
  • 機能性: 椅子張り用の生地は耐摩耗性も考慮し作られ、今回のカフェミストはウォッシャブルの機能もあるため、カバーリングなどの椅子やソファに使った場合には、カバーを取り外し手洗いなどで優しく洗ってあげることで日々の汚れなどのメンテナンスにも役立ちます。
  1. 張り替え工程

ソファの張り替えは、生地を張り替える他に同時にクッションの修理やフレームのクリーニングなども可能です。

 

ステップ1:分解とフレーム清掃

まずは元の生地とウレタンを分解しソファをバラしていきます。

フレームを傷つけないよう慎重に手作業で進めていきます。

解体後には、普段はお手入れが難しい編みの隙間まで丁寧にクリーニングを施しました。

 

ステップ2:クッション材(ウレタン)の全面交換

座り心地を左右する重要な工程です。

今回は、元の形状を再現するだけでなく、「長く座っても疲れにくい」構造を目指しました。

密度の異なる数種類のウレタンを層状に重ねることで、表面はふんわり、芯はしっかりと体を支えるクッション性を構築しました。

 

ステップ3:型取りと裁断と縫製

フレームやクッションなどの寸法から新しく裁断する生地のために、型取りを行います。

そして取った型を元に新しい生地に型を移していき、生地の裁断を進めていきます。

パーツが多いと根気のいる作業ではありますが、一枚一枚丁寧にカットしていきます。

その後は裁断した新しい生地を、それぞれのソファや椅子の独特の形状に合わせたり、アタッチメントやミシンの設定を変えながら縫製を行なっていきます。

 

ステップ4:張り込み

生地の縫製が終わると、いよいよ生地をクッションやフレームに生地を張り込んでいきます。

生地のテンション(張り具合)が均一になるよう、仕上げていきます。

 

  1. ビフォーアフター

完成したソファを写真で見比べてみると、ソファ全体の印象がかなり変わりました。

  • Before くたびれてしまった印象が強く、使い古された感があったソファ。
  • After 生地も新しく、ふっくらとしたボリューム感が加わり、全体的に張りが戻りました。

バンブーの落ち着いたブラウンと、生地の優しいグリーンが調和し、現代のモダンな住宅にも、クラシックな和室にも馴染む雰囲気を持つソファになったと思います。

 

  1. お客様の声

納品時、新しく生まれ変わったソファをご覧になったお客様から、大変嬉しいお言葉をいただきました。

「迅速に張り替えて頂き、見違えるように綺麗になりました。感謝します」

 

  1. 椅子やソファを「張り替える」という選択

椅子やソファは生活する上で欠かせない家具の一つです。

そのソファや椅子も安価な物も今は多く存在し、古くなれば買い替えをしてスタイルを変えていくというのも一つの生活の楽しみだと思います。

張り替えをされるお客様の理由は様々ですが、張り替えて使い続ける事にもメリットがあります。

環境への配慮(サステナビリティ)

良質なフレームを再利用することは、廃棄物を減らし、資源を大切にすることに直結します。

経済的なメリット

全ての椅子やソファに当てはまる訳ではありませんが、ソファや椅子を新調する場合に比べ、張り替えはコストを抑えつつ、新品以上の座り心地と自分好みの新しい生地のデザインを手に入れることができます。

 

デザインや機能性の変化

椅子やソファの張り替えと同時に、布や合皮であれば引っ掻き防止の機能のある生地を選んだり、防汚加工や撥水加工の生地を選んで汚れにくくしたり、合皮から温かみのある雰囲気の布へ、無地ものから柄物の生地へ変えたり、高級感を求めて本革に張り替えたりと、デザインや機能性に変化をもたらす事も出来ます。

まるで違う雰囲気の椅子やソファに変化させる事も張り替えでは可能です。

  1. 「カフェミスト」を長く美しく保つためのお手入れ

今回張り替えに使用したサンゲツ「カフェミスト」を長く楽しんでいただくためのアドバイスです。

  1. ブラッシング: 起毛素材ですので、時々柔らかいブラシで生地を擦らずに毛並みを整えてあげてください。埃が溜まるのを防ぎ、風合いが長持ちします。
  2. 即座の対応: もし飲み物などをこぼしてしまった場合は、こすらずに乾いた布で吸い取るようにしてください。
  3. 直射日光を避ける: どのような生地も強い紫外線には弱いため、カーテンなどで調整いただくと、美しい若草色をより長く維持できます。

いかがでしたでしょうか、同じように椅子やソファが古くなってしまった、新しく買い替えようか迷っているなどの方々に、今回の張り替え事例が参考になれば幸いです。

生地の汚れや破れ、クッションのヘタリ、木部の塗装の剥がれなどでお困りの際には、ぜひ一度張り替えや修理という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ先: [椅子・ソファ修理専門サイト URLhttps://chairsrepair.net/]

今回の施工データ

  • ご依頼主: 神奈川県横須賀市のお客様
  • 品目: バンブーフレーム パーソナルソファ(3脚)
  • 生地: サンゲツ カフェミスト UP5666
  • 作業内容: クッション(ウレタン)交換、生地張り替え、フレームクリーニング

 

お客様の声
迅速に張り替えて頂き見違えるように綺麗になりました。感謝します。大満足です。

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