2024.12.04
本革ソファー セミアニリンレザーで張り替え・クッションの修理とキャットカバー作製
修理内容
- モデル名
- 不明
- 種類
- ソファ
- 施工方法
- バネやクッションの修理生地の張り替え
- 修理工賃
- ¥200000〜¥250000
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都武蔵野市
- 修理内容
-
リアルレザーのソファー張り替えのご相談を頂きました。
革らしい雰囲気のある革がお好きと言うオーナー様で、カバーの張り替えに選んで頂いた革は、セミアニリンレザーの革になります。
DIYにてご自身で一度座面のカバーの張り替えはやってみたという事で、座面部分は少し元の革とは違う生地で使われていました。
今回選んで頂いた革は表面に透明感のあるセミアニリン仕上げの革になります。
顔料にて色付けされた革はどうしてもコーティングが強くなり、革の表面の透明感と言う意味では薄れてしまうので、より革らしい革を選びたいという方にはアニリンもしくはセミアニリンのレザーでカバーを張り替える方が良いかと思います。
デメリットとしては、摩耗性や耐光性などが顔料で色付けされた革よりも劣ってしまうので、そういった所は多少犠牲にはなってしまいますが、革本来の雰囲気をより味わえる感覚は顔料レザーには無いものが味わえるかと思います。
ご自宅では猫ちゃんも飼っていらっしゃるという事で、背もたれの部分に猫ちゃんが良く座るのでしょう。
背凭れの部分には同じ革でキャットカバーも作成しました。
革については顔料で色付けされ革、染料で色付けされた革、どちらが良いとは一概には言えませんが、それぞれデメリットやメリットがあるので好みや環境などに合わせてそれぞれの特徴を踏まえたうえで選ばれると良いのでは無いかと思います。
顔料コーティングされた革の方が表面は耐光性や摩耗性には強く色も均一ですが、革本来の経年変化などを楽しむことは難しいと思います。
その辺面、先ほどもご説明したようにアニリンレザーやセミアニリンレザーは出来るだけ革本来の表情などを楽しんでいただける革なので、そういった所を重視されている場合はこの様な革でカバーを張り替えるのが良いかと思います。
ソファーや椅子をレザーで張り替えたいという場合は、革の色や質感など様々なサンプルをご用意しております。
古くなってしまった、ソファーや椅子を廃棄や買い替えする前に、カバーの生地の張り替え修理もご検討してみては如何でしょうか。
- お客様の声
- ソファはとても素敵です。チェアーズのスタッフの方々は素晴らしい仕事をしてくれました。