2024.10.02
NATUZZI / ナツッジ イタリアのレザーソファー 本革の張り替えとクッションの修理
修理内容
- メーカー名
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Natuzzi Italia/ナツッジイタリア
- メーカ紹介
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ナツッジイタリアの製品は、100%イタリア製にこだわりを持ち、製作の工程の全てがイタリア国内にある工場で行われます。1959年にターラントで誕生してから現在まで、職人たちの情熱は変わりません。アイディアを形にするノウハウ、革の裁断、木材の加工技術、ウレタンの成型など、細かなディティールにわたってこだわり、完璧な商品を完成させます。
- 種類
- ソファ
- 修理工賃
- ¥150000〜¥200000
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都墨田区
- 修理内容
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イタリアのナッツジ、本革3シーターソファーになります。
30年前に都内のショールームで購入されたというこちらのレザーソファーですが、肘掛や座面などの劣化が激しくなってしまい、クッションのヘタリもかなり感じるようになってしまったので、張り替えと修理を考えているというご相談を頂きました。
ソファーの外側、側面や背面は殆ど目に見える痛みは無いので背凭れ・座面・肘掛などの傷んでいるところを張り替えたいというご希望を頂きました。
但し、側面にも汚れが一部あるのでその部分も奇麗にしたいという事でしたので、今回の修理方法としてはソファーの外側や背面はクリーニングを行い、その他の表側部分は張り替えにて対応させて頂きました。
張り替えに使った革はシボのあるシュリンクレザー。
革の表面の加工にも幾つか種類があり、シボの目がある「シュリンクレザー」シボ目がほぼ無い「スムースレザー」や「ナチュラルシュリンク」などがあります。
シュリンクレザーもシボ目のの大きさも様々なので、好みに合わせてシボ目を気にして選んでみるのも楽しいかと思います。
今回は元のソファーに合わせて仕上がりに違和感の出ない様シボ目を選び、シボの少しきついシュリンクレザーを選択しました。
ソファの方は30年愛用されていたという事で、クッションのヘタリも大きかったので、ウェービングベルトやクッション材も修理させて頂き、ヘタリもかなり改善されました。
革のソファーや椅子を張り替える時に、布や合皮と違うところは革によっては厚みがあるものもあり、厚みがある過ぎる時は仕立てが上手くいかない箇所などが出てきます。
そういった時は部分的に革を薄く漉いてから、縫製をする必要があったりしますので、ひと手間掛けてあげる必要があります。
張り替えの際には、今まで本革を使っていたけど、値段も高いしメンテナンスの事を考えると合皮に変えたいというような事も可能です。
また、今まで布の椅子だったけれど張替えを機に本革に変えたいなど、今までとは違った素材で張り替える事もでき、それによって椅子やソファーの雰囲気も大きく変わると思うので、生地選びも楽しんでみては如何でしょうか。
この度はオーナー様にもご評価いただき、弊社としても大変嬉しく思います。
ご依頼いただき、誠に有難う御座いました。
- お客様の声
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お願いしてとても良かったです。
新品同様ですばらしいです。
最初の打ち合わせの時も含め、納品時もスタッフの方々のソファへの愛情を感じました。