2024.08.12

NICOLETTI/ニコレッティーのレザーソファー 座面の張り替えとクッションの修理

BEFORE

AFTER

修理内容

メーカー名

ニコレッティ・ホーム

WEBサイト→

メーカ紹介

ニコレッティ・ホームは、最高品質のソファメーカーとして40年の歴史と経験を有し、国際的にも認められたイタリアのブランドです。
クラフトマンシップを持ちながら、厳選された材料を使用し、最新の工業化により、精度を維持しながら安定した高品質のソファを生産しております。

モデル名
不明
種類
ソファ
施工方法
バネやクッションの修理部分張り替え
修理工賃
¥120000〜¥150000
お預かり期間
4週間
配送方法
家財宅急便
依頼地域
富山県富山市
修理内容

イタリアはニコレッティーのレザーソファーをお預かりさせて頂きました。

ご相談の内容の方は20年前に小田急の百貨店で購入されたというこちらの本革ソファーですが、座面のひび割れや切れなどがあり、そのあたりの修理とクッションもヘタってしまっているので直したいという内容でした。

座面の革に関しては、かなり使用年数もかなり経ってしまっている事もあり、張り替え修理での対応をご提案させて頂きました。

塗装修理にて対応を出来ないわけではありませんが、修理後に長く使っていただく事を考えると、座面の状態的にもやはり張替えにて対応させて頂く方がベターかと思います。

座面のクッションにつきましては、長年使っている事で、ウレタンクッションんを下支えしている、本体のウェービングベルトがかなり伸びてしまっている状態で、このウェービングベルトが伸びていたり切れていたりすることで、ウレタンクッションだけを修理や交換してもあまり意味が無いので、ウェービングベルトをまずは交換させて頂き、その後にウレタンクッションの修理もさせて頂きました。

今回は座面だけという形での部分的な張替えになるので、張り替えない背凭れや肘掛と色と質感を出来るだけ合わせて張り替えを仕上げをする必要があります。

その際に気を付けている点は、張り替える革のシボ(革にあるシワ感)を出来るだけ近いものを選択するという事が一つになります。

仮にシボがしっかりあるシュリンクレザーにシボの殆ど無いスムースレザーを合わせても、色が合っていたとしても

違和感が出てしまうのです。

革に当たる光がシボに影響し反射しますので、同じ色でも少し違う感じに見えてしまうケースもあるので、シボを出来るだけ近いものにしてあげる事も大切になります。

そして色味も近い物を選び張り替え修理を進めて行きました。

今回は遠方の富山県からご依頼いただき、嬉しい限りで御座います。

配送にはヤマト運輸の家財宅急便を利用させて頂き、配送手配を取って頂いてお送り頂き、郵送をさせて頂きました。

ソファーの生地は人肌の多く触れる部分や摩擦の多い箇所から劣化が進んでしまうので、自ずと座面や肘掛から痛んできてしまう事が多いかと思います。

背もたれなどは特に破れていなかったりとするのに、座面の革だけが破れてしまっている。

そういった際には、ソファーのデザインにもよりますが、座面だけを部分的に張り替え修理が出来るケースもあります。

こういった同じような悩みをソファーにお持ちの際には一度お気軽にお問合せ下さい。

この度はご依頼いただきまして、誠に有難う御座いました。

 

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