2024.08.02
インザルーム / レザーダイニングチェア 座面張替えとクッション修理
修理内容
- メーカー名
-
インザルーム
- メーカ紹介
- モデル名
- 不明
- 種類
- ダイニングチェア
- 施工方法
- バネやクッションの修理生地の張り替え
- 修理工賃
- ¥10000〜¥30000
- お預かり期間
- 3週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 千葉県千葉市緑区
- 修理内容
-
ダイニングチェアを2脚お預かりさせて頂きました。
ご相談の内容は、座面のクッションの凹みが激しくなってしまい座り心地がかなり悪く、そこをまずは直したいという事が一つと、座面のレザーも傷んでしまっているので張り替えて欲しいというご希望でした。
背もたれのレザーに関しましてはそのままで良いという事だったので、今回は座面の張り替えとクッションの修理という対応になります。
自社便にて椅子をお引き取りにお伺いさせて頂き、まずは椅子を分解し、座面の状態を確認しましたが、座面のクッションが凹んでしまっている大きな原因は、エラスベルトが伸びてしまっている為にクッションを支えきれずに凹んでしまっているという状態でした。
ソファーや椅子のクッションはウレタンクッションやフェザークッションなど種類が幾つかありますが、ヘタリや沈みを感じた場合、必ずしも直接クッションだけが原因なのでは無く、クッションを更に下支えしているバネやベルト又は木板など、土台の部分に問題がある事が少なくありません。
今回もその一例になりますが、修理の方法としては伸びてしまっていたベルトを新しいものに交換し、その上でウレタンクッションも修理し、ヘタリや凹みを解消しました。
こういったケースでは幾らウレタンクッションを新しい物に交換などをしても、土台となるベルトやバネがウレタンを支え切れていないので、あまり意味が無くなってしまいます。ですので、ベルトなども修理してあげる必要があります。
そしてレザーについては背もたれ部分は張り替えずに座面だけの生地を張り替えるので、出来る限り背凭れと違和感の出ないレザーで張り替えをする必要がありますが、今回はサンゲツのカラーパレットという生地で張り替えさせて頂きました。
カラーパレットは色も豊富に揃っていて価格も安価な為選びやすい商品の一つかもしれませんね💺
背もたれの色が黒なので、同じ黒であればどれでも左程変わらないだろうと、この仕事を始める前は思っていましたが、同じ黒でもベースの色が白だったり緑だったり青だったりなどの要素がある事と、レザーとなると表面のエンボスの有無や強弱によって光の反射の仕方も変わるので、色が違って見えるという現象も起きる場合があります。
拘る方であればその辺りも参考に生地を選んでもらえると面白いかと思います。
施工後は快適な座り心地も戻り、生地の張りも戻って寄りシワなども無くなりスッキリしました。
この度はご依頼いただきまして、ありがとうございました。