2024.05.27
レザーソファー 座面の凹み ベルト交換 / 脚のグラつき修理
修理内容
- モデル名
- 不明
- 種類
- ソファ
- 施工方法
- バネやクッションの修理
- 修理工賃
- ¥90000〜¥120000
- お預かり期間
- 3週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都品川区
- 修理内容
-
ダイニングで使っている家庭用のレザーソファーをお預かりさせて頂きました。
ご相談の内容は、ソファーの座面部分が片側だけ大きく凹んでしまっていて座っていても落ち着かないので修理して欲しいという内容でした。
そしてソファーの中央と両端に木製の脚が取り付けられていたのですが、中央の脚だけ床と設置せずに浮いている状態だったので、その部分も直して、されに端についている脚の木に亀裂が入ってしまっているという事で併せて修理して欲しいという事でした。
ソファーのクッションのヘタリや凹みなども修理の依頼内容の中で多い事例のひとつです。
クッションのヘタリや凹みにも原因がいくつかあるので、まずはヘタリや凹みの原因がどういったものなのかを判明させる必要があります。
例えば座面が沈み込んでしまうのは、必ずしもウレタンクッションがヘタっている事によるものでは無い。
というケースも多々あります。
今回のご相談もその一つの良い例なのですが、ソファーの座面にはウレタンクッションが使われていました。
そしてそのウレタンクッションを下支えするのが、エラスベルト(ウェービングベルト)といって、ソファー本体の木枠に格子状に張られているゴム素材のベルトがあります。
そのベルトが伸びて弛んでしまっていたり、切れてしまっていたりすると、ウレタンクッション自体を支えるものが無くなってしまうので、座面が沈み込んでしまいます。
そうした理由から、今回のお預かりさせて頂いたソファーはエラスベルトが弛んでいたので、ベルトの交換をさせて頂き、それによって座面の大きな凹みは解消されました。
ウレタンクッションはさほど大きくヘタっている訳では無かったので、現状のウレタンクッションに足し増し補充をさせて頂きました。
その他、ベルトの代わりにコイルスプリングやSバネなどといったクッションを下支えする材料もあります。
バネやクッションの種類について、クッションのメンテナンスなどに関する詳しい事はこちらの記事からご覧ください。
https://chairsrepair.net/column/001/
ソファーはやはりデザイン性も大事ですが、本来の役割として、快適に寛げることが大事だとおもいます。
今回の修理によって、大きく凹んでいた座面も元に戻り、クッション性もよくなりました。
生地の張り替えのほか、クッションのメンテナンスも定期的に考えてあげると、大切なソファーももっと長く使っていただけると思います。
ソファーや椅子に関するお困り事はお気軽にお問合せ下さい。