2024.05.16
カッシーナイクスシー/Cassina ixc マリオベリーニ キャブ412アームレスチェアの塗装修理
修理内容
- メーカー名
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Cassina/カッシーナ
- メーカ紹介
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17 世紀、イタリアに誕生したカッシーナ社は、家具業界において数少ないリーディングブランドとして世界中に知られています。完成度の高さとデザインの美しさは他の追随を許さず、数多くの製品がニューヨーク近代美術館の永久所蔵品になっています。
- モデル名
- キャブ412アームレスチェア
- 種類
- パーソナルチェア
- 施工方法
- 本革のクリーニングや塗装
- 修理工賃
- ¥30000〜¥60000
- お預かり期間
- 3週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 神奈川県川崎市多摩区
- 修理内容
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カッシーナのマリオベリーニデザイン、キャブ412アームレスチェアになります。
こちらのキャブチェアは、お陰様で多くの修理のご相談を頂きます。
ご相談内容としては、革のひび割れや傷、破れなどが多く今回も小口の部分の塗装の剥がれと全体的に色が退色してしまって小傷もちらほら目立っている状態でした。
カラーバリエーションも豊富なこのキャブチェアですが、今回お預かりした赤茶のものは表面が顔料で塗装されているので、シミなどは出来にくいのかと思いますが、付いてしまった傷などは目立ってしまいます。
一度全体的に今までついた油分や汚れなどを落とし、その後に表面を研磨作業を行い、軽く荒らし調色した塗料で塗装をしていきます。
塗装に関しては、乾燥と研磨を繰り返しながら少しずつ傷の修復を進めて行きます。
そして剥がれてしまった小口部分も再生して、全体的に微調整をし、コーティングを掛けて完成となります。
天然皮革の張地の椅子やソファーが傷んでしまった場合に、修理を検討されるケースもあるかと思いますが、本革の場合は張り替え修理か塗装修理という選択肢があります。
塗装修理のメリットとしては張り替えに比べ料金が安く済む場合が殆どです。
しかし、全ての症状の椅子やソファーに塗装修理が施せるかというとそうでもなく、革のひび割れの状態が酷かったり、革が油を吸いすぎていたりすると塗装も密着しずらくなります。
その為、塗装後にまた直ぐに塗料が剥げてしまったりというリスクもあるので、そういった場合は張り替え修理をお勧めいたします。椅子やソファーの痛みの具合などによって修理の方法を使い分けて頂けたらと思いますので、詳しくは一度お写真などで製品を確認させて頂きながらご相談頂ければと思います。
また、現状の色よりも濃い色へのカラーチェンジなどもキャブチェアは可能ですので、傷が付いた、革が破れてしまった、シミが出来てしまったなどのお困りごとがあれば是非一度ご相談下さい。
- お客様の声
- 驚くほど奇麗になり、また使用できてうれしいです。ありがとうございました。