2024.04.05

イタリアンレザーソファー ナッツジ / NATUZZI 革のクリーニングとクッションのヘタリ修理と

BEFORE

AFTER

修理内容

メーカー名

Natuzzi Italia/ナツッジイタリア

WEBサイト→

メーカ紹介

ナツッジイタリアの製品は、100%イタリア製にこだわりを持ち、製作の工程の全てがイタリア国内にある工場で行われます。1959年にターラントで誕生してから現在まで、職人たちの情熱は変わりません。アイディアを形にするノウハウ、革の裁断、木材の加工技術、ウレタンの成型など、細かなディティールにわたってこだわり、完璧な商品を完成させます。

モデル名
エディションズ / EDITIONS
種類
ソファ
施工方法
バネやクッションの修理
修理工賃
¥90000〜¥120000
お預かり期間
2週間
配送方法
自社便
依頼地域
東京都港区
修理内容
ナッツジイタリアのレザーソファーをお預かりさせて頂きました。

座面部分がボタンで絞められている革のソファーです。

長年使っていたことで、購入当初にはあったクッションの張りが無くなってしまったという事で、背凭れと座面のクッションの中身を修理させて頂きました。

写真で見るからに、クッションに張りが無くなってしまっていて、座っていても腰に負担が掛かりそうです。

ソファーのクッションの中身は、主に「ウレタン」素材だけで形成されているものや、「ウレタンとフェザー」の混合素材のもの、「フェザー」だけのもの、「綿」だけのものだったりとしますが
今回ご相談いただいたソファークッションは、座面部分はウレタンクッション、背凭れの部分はフェザーとウレタンの混合素材になります。

「ウレタンクッション」は硬さや張りがある素材で、硬度や密度が調整可能で一般的にダイニングチェアやソファーの座面などにはこのウレタン素材のクッションが使われることが多くあります。

値段もピンキリでベッドマットなどにも使われる、低反発のものや高反発のものなどありますが、一般的なソファーにはそのどちらでもない物が使われます。

また同じウレタン素材のクッションでも違う種類のウレタンを重ねて使ったり、形を造形して張り込んだりと色々な作り方が出来るのも特徴の一つになります。

「フェザークッション」は羽根軸をもった羽根のクッションのことを指しますが、多いケースとしては背もたれのクッションに使われ、ウレタンクッションに比べてフカフカとしたクッションなのが特徴です。
もたれ掛かった時にクッションが沈んだり凹んだりしてしまっても少しパンパンと叩いてあげたりすると元の形に戻ってくれます。

フェザーだけでは柔らかすぎるといった場合は、フェザーとウレタン素材を混ぜ合わせてクッションを作ってあげると丁度いいころ合いのクッションを作る事も出来ます。

また、ベースにウレタンクッションを敷き、その上にフェザークッションを被せてあげるような形で作り、座面や背凭れのクッションとして使う事もあります。
硬さはその按分を変えてあげる事で調整が可能です。

多くのお客様を接客させて頂いていますが、クッションの硬さは人それぞれ好みがあるようで硬い方が良いという方もいれば、柔らかい方がよいという方もいらっしゃいます。

用途やソファーのデザインによっても座った時の感触が変わってくるかと思いますので、ソファーのクッションの硬さでお困りの際には是非一度ご相談ください。

今回お預かりさせて頂いたソファークッションですが、クッションの中身を修理させて頂いたことで、座り心地はもちろんの事、見た目にもくたびれた感が無くなり印象が変わったかと思います。

この度はご依頼いただきましてありがとうございました。
お客様の声
想像していた以上に張りが出て大満足です。またお願いしようと思います。
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