2024.04.09
レザーソファーのクリーニング 黒ズミや汚れの除去 / クッションのヘタリ修理
修理内容
- モデル名
- 不明
- 種類
- ソファ
- 施工方法
- 本革のクリーニングや塗装
- 修理工賃
- ¥90000〜¥120000
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都品川区
- 修理内容
-
天然皮革の生地で張られた、2シーターのソファーをお預かりさせて頂きました。
革の色はオフホワイトのもので、経年劣化で黒ずみがあり、特に座面やアームのところに汚れが多くついている状態でした。
シュリンクレザーなので、シボの凹凸の間にも黒ずみがたまり、全体的に暗い印象になってしまっていましたので、革の表面をクリーニングし、少しヘタリのあるクッションも補填し修理を進めさせて頂きました。
明るい色の天然皮革や合皮などは汚れや黒ずみも目立ちやすく、同じような状態でお困りの方も少なくないのではないでしょうか。
フェイクレザーに比べて通気性のある天然皮革は油分も吸い込みやすく、汚れなどが蓄積しやすいので、出来るだけ日ごろの多少のケアをしてあげると革の耐用年数も変わってくるかもしれません。
ご自宅で出来る簡単なケアとしては顔料仕上げの革であれば、乾拭きやほんの少しだけ水で湿らせた布で軽く拭き上げるなどが良いかと思います。
染料仕上げやセミアニリンのレザーなどに関しては、革の表面が顔料仕上げの革に比べてデリケートなので、布でゴシゴシやり過ぎたり、その革に合わないクリーニング材やオイルなどの使用でシミが出来てしまったりの可能性もあるので、注意が必要かと思います。
試す際は目立たない、ソファーの裏側などで一度試してからメンテナンスをすることをお勧め致します。
※革の性質や状態などにもよるので、あくまで自己責任の上でのケアをお願いいたします。
合皮生地の場合は、PVC素材(塩化ビニル)のものであれば1:9くらいで洗剤と水を混ぜてあげて
拭いてあげる事でちょっとした黒ずみなどは取れる場合もあります。
ただし高温には強くない性質もあるので、ドライヤーなどで乾かすなどをすると伸びてしまったりする可能性もあるので注意が必要です。今回お預かりさせて頂いたソファーですが、クリーニング後には全体の印象も明るくなり奇麗な状態に戻りました🛋
ご依頼いただき誠に有難う御座いました。