2024.03.13
飲食店舗のベンチソファー レザーの張り替えとクッション修理
修理内容
- 種類
- ソファ
- 施工方法
- 生地の張り替え
- 修理工賃
- ¥120000〜¥150000
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都中央区
- 修理内容
-
飲食店舗のベンチソファーの張り替えをご依頼いただきました。
飲食店に椅子やソファーは欠かせない設備かと思いますが、不特定多数の方が訪れるスペースで回転数も多い為、椅子やソファーの張地も傷みやすいかと思います。そして飲食店となると飲みこぼしなどの問題もあると思いますので、定期的にソファーや椅子の生地の張り替えが必要になってきます。
飲食店のソファーや椅子に使われる生地ではフェイクレザーが多いのは、飲みこぼしなどがあった場合でもメンテナンスが布や本革に比べて容易だという事と、価格も安価に済ませられるケースが多いので、そのあたりが理由の一つになります。
合皮生地には主にPUレザーというものとPVCレザーと呼ばれる2種類があります。
簡単にお伝えすると表面に塗られた樹脂の種類の違いになりますが、PUレザーはポリウレタン樹脂を、PVCレザーは塩化ビニール樹脂が加工されているものになります。
どちらも加水分解などの経年劣化で使っていけば痛みは出てきますが、PU素材は表面がポロポロ剥がれてきたりベタベタしてきたりするのに対し、PVC素材は表面が硬くなってきたりヒビ割れてきたりとする現象が起きます。
PUレザーはPVCに比べて柔軟性があり、より本革に近い質感を持つため価格も高く見た目にも高級感を持つことが多いです。
PVCに関しては低価格帯の物も多く、メンテナンスも比較的容易な為今回の様な飲食店での張り替えなどに好まれるケースも多いかと思います。
今回張替えに使われた生地もPVC素材のものになります。
PVC素材のフェイクレザーは加工性も高い為、デザインも豊富で色々な柄が選べるのも特徴の一つです。
メンテナンスはPU素材に関しては基本的には乾拭き、PVC素材に関しましては乾拭きまたは水、もしくは水に少しの中性洗剤を混ぜた液体で拭くなどの汚れの具合によって使い分けてもよいかと思います。
今回施工させて頂いたベンチソファーは、店舗の営業を止める訳にはいかないので、営業時間外に店舗内にて作業をさせて頂き張り替えをさせて頂きました。
飲食店のソファーが奇麗な状態だと、店舗全体の印象も全然違いますね🛋
ソファーや椅子の生地が破れてしまった、汚れてしまった。
張り替えたいけど生地はどんなものが良いか。
など、ソファーや椅子の張り替えに関してお困りごとがありましたら、一度ご相談お待ちしております。
使用した生地情報
合皮
サンセブン L-8623 ¥2400/m