2024.03.07
合皮のスタッキングチェア 布地へ張り替え修理
修理内容
- 種類
- ダイニングチェア
- 施工方法
- 生地の張り替え
- 修理工賃
- ¥30000〜¥60000
- お預かり期間
- 2週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都世田谷区
- 修理内容
-
合皮のスタッキングチェアの張り替え修理のご相談をいただきました。
今回張替え前に張られていた生地は合皮の素材でしたが、張り替えに使った生地は布地を選んで頂いたので、合皮から布地へのイメージチェンジとなりました。
合皮生地から布地へ変えるメリットとしては、合皮に比べてデザインが豊富で、ファブリック素材の方が生地の柄や生地の質感など沢山選ぶことが出来るのでお部屋などの雰囲気作りをする時などは、より細かいところまでイメージを作り易いかも知れませんね。
合皮は吸水性が無く、止水効果としては布に比べて高いと思いますが、そのあたりは止水加工や撥水加工などでカバーできる場合もあるので、布地の機能性を活かして生地を選んで頂けたらと思います。
お預かりした椅子は既に座るところの手前側が割れてしまって、中のクッションが見えるほどに破れてしまっていました。
合皮は加水分解によって生地がポロポロ剥がれてきてしまったり、割れてきてしまったりするのですが、今回は割れてきてしまった表面が破れに繋がってしまったようです。クッションも併せて修理し、張り替えをさせて頂きました。
スタッキングチェアとは、椅子を収納する時にスペースを広く使わずに重ねて収納できるというメリットがあります。
重ねられない椅子は置くと横や縦のスペースがどんどん埋ってしまうのですが、重ねて収納できると収納スペースも使わずに、移動させる際にも重ねてスタッキングしたまま運べるので時間の短縮にもつながる効率的な作りになっています。業務用の椅子などに多いイメージですが、デザインによっては家庭用でも充分活躍してくれるのかと思います。
今回張り替えをさせて頂いた椅子は合皮から布地へと変えたことで椅子の雰囲気もかなり変わりましたね。
ソファーや椅子の生地の柄や色、素材を変える事で全体の雰囲気はかなり変わります。
張り替えをすることで、張り替え前とは違った雰囲気を味わう事が出来ると思うので、生地選びから楽しんで張り替えを検討してみてはいかがでしょうか。
使用した生地情報
布
エイガ T-7309 ¥2900/m