2024.02.12

フランスベッド/サコモディー/ S`ACCOMODI のレザーソファー修理 革の張り替えとクリーニング

BEFORE

AFTER

修理内容

メーカー名

フランスベット

WEBサイト→

メーカ紹介

1949年創業、
ずっと守り抜いてきた品質。
家具に始まり、医療・介護関連まで、さまざまな人の人生に関わる製品とサービスを製造・販売してきました。
フランスベッドの製品とサービスは、いつもお客様の暮らしを支えています。

モデル名
APR-015N
種類
ソファ
施工方法
本革のクリーニングや塗装部分張り替え
修理工賃
¥90000〜¥120000
お預かり期間
4週間
配送方法
自社便
依頼地域
神奈川県横浜市港北区
修理内容
フランスベットで販売のある、イタリアのサコモディの本革ソファーの修理依頼を頂きました。

こちらのソファーは製造工程は全てイタリアで行い、日本の建築仕様に合わせた日本向けのロングセラー商品のようですね🛋

海外からの輸入ソファーは横幅が大きいものが多く、日本の間口の大きさを超えているものが偶にあり、搬入出の時にはドアを外したり、ソファーを分解したりはたまた吊り上げや吊り下げ作業をしないと運び出しが出来ないなどの場合があります。

その分費も嵩んだりとしてしまうケースもあるので、サイズが日本向けだとオーナーさんも業者さんも何かと助かる部分があるのです^^
大きなものだと横幅230㎝を超える3人掛けのソファーなどもありますが、こちらのソファーは198㎝とスタンダードな大きさに収まっていました。

特に螺旋階段や東京都内のマンションなどは、搬入出だけを考えた時にはそれくらいのサイズ感の方が便が良いかも知れないですね。

今回お預かりさせて頂いたソファーは生地は本革のものになり、経年劣化で座面やアーム部分に黒ずみや汚れが溜まり、特に座面部分は細かな小傷があったり、膝裏の部分は革が擦れてしまって剥げている箇所もありました。

全体的にも汚れが溜まっていたので、まずは全体的にクリーニングを行い溜まった油分や汚れを取り除いて奇麗な状態になった後に、色や質感が合っている革を選んで座面部分の張り替えを進めました。

部分的に張り替えを行ったのですが、部分的な張り替えは張り替えないパーツも当然あり、実際は元々の革とは違う革を使って張替えを行います。
そのため、出来る限り張り替えない部分との差異が出ないように気を配って施工を進めております。

具体的には、張り替えない部分を参考パーツの中でも特に痛みの少なく色の変わっていないところを探し、その部分に近い色味と質感(艶やシボの形が似ているもの)
の革を探し張り替えます。

シボ(動物の皮膚のシワの細かい凹凸や形状)の感じが変わってくると全体的な印象や色の見え方も変わってきてしまうので、その辺りも気を付けて革を選んでいます。

ソファー全体に汚れがありましたが、仕上がり後はソファーの印象が明るくなり、奇麗な状態に戻りました。
そして座面の革も新しくなったので、耐久性も美観ももどりフレッシュな気分でソファーを使っていただけると思います。

この度はご依頼いただき、誠に有難う御座いました。

お客様の声
奇麗に仕上がっていました。
ありがとうございます。
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