2024.01.30
シエスタチェア(SIESTA chair)本体の布地の交換とクッションの修理
修理内容
- モデル名
- シエスタチェア ローバックチェア
- 種類
- パーソナルチェア
- 施工方法
- 生地の張り替え
- 木の種類
- 成型合板
- 修理工賃
- ¥30000〜¥60000
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 千葉県市川市
- 修理内容
-
シエスタのローバックチェアをお預かりさせて頂きました。
クッションとなるレザーの部分の修理は今回は無く、そのレザークッションを支える布地がかなり劣化してしまって、座った時の沈み込みや偏りが激しく布地部分を交換して欲しいというご相談を頂き、修理をご依頼いただきました。
余談ですが、シエスタ(SIESTA)というのはスペインで生まれた言葉のようで、スペインは日照時間も長く昼間に取る休憩の事を意味する言葉のようです。
スペインだけではなく、ラテン諸国に根付いている習慣のようですね。
日本でも企業の中では取り入れているところもあるらしく、少し長めにお昼の休憩を取り昼寝をすることで脳と体のリフレッシュになり、集中力も増し、結果生産性の向上につながるということを目的として取り入れられているようです。
1時間の昼寝は夜の睡眠の3時間分にあたるとも言われるので、十分効果が期待できそうですね^^
お預かりした椅子の方ですが、布と本体を繋ぐ紐、そして布の両方の劣化が激しかったので布と紐を交換し対応しました。
布はカタログ内にある椅子張り用の布は基本的に張地と呼ばれるものなので、なにかを支えるような強度や目的では作られていません。
その為、通常椅子やソファーに使う張り替え用の布ではなく、強度を目的とした生地での交換をさせて頂きました。以前と同じく茶色い布で、出来るだけイメージを変えないように仕上げる事にも注意しました。
また、座面と背凭れのクッションもかなりヘタっている状態で、ペタンコになってしまっていたので、こちらも修理させて頂きクッション性を戻しました。
交換後はオーナー様にもご満足いただけたようで、大変嬉しく思います。
この度はご相談いただき、誠に有難う御座いました。
- お客様の声
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とても奇麗になりました。
40年前に購入したシエスタが蘇りとても嬉しく思います。