2024.01.23
フランス家具 Grange バルーンバックの椅子 生地の張り替えとクッション修理
修理内容
- 種類
- ダイニングチェア
- 施工方法
- バネやクッションの修理生地の張り替え
- 修理工賃
- ¥10000〜¥30000
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都世田谷区
- 修理内容
-
バルーンバックのアンティークチェアを6脚お預かりさせて頂きました。
バルーンバックとは椅子の背凭れの形状のことで、風船のような形をしていることからそう呼ばれています。
今回お預かりした椅子はお写真の通り、長年使っている事によって座るところがかなり凹んでしまっていて落ち着いて座っている事も難しそうな状態でした。
中のウレタンクッションのヘタリも原因ではありますが、そのウレタンクッションを下支えするベルトが張られているのですが、そのベルトが伸び切ってしまっていて座面が落ちてしまっている状態でした。
椅子やソファーのクッション性はウレタンやフェザーなどのクッションで保たれていますが、そのクッションを更に下支えしている、ベルトやスプリング、木板などがあります。
土台となる木板やベルトなどが割れたり伸びたり切れたりしてしまうと、いくらウレタンやフェザーなどのクッションがヘタっていなくても座り心地やクッション性は確保されません。
その為、今回の座面の凹みはベルトの本数を増やして交換し、ウレタンクッションも新しいものに交換させて頂いて、クッション性を戻しました。
張り替えた生地に関しては、お客様の方であらかじめ持っていたイメージがあったようで、それに見合う生地を選んで頂きました。
シンコールのソフトナーという生地になります。
商品の名前の通り、ニット素材を含んだソフトな触り心地の生地になります。
張り替え後の椅子も、イメージ通りの物であってくれたようで、こちらとしても施工させて頂き嬉しく思いました。
生地の選び方もお客様により様々で、今回の様に事前に色や素材感などのイメージを持っている方もいらっしゃれば、出来るだけ安い生地をと価格重視の方もいらっしゃいます。
または、素材感や機能性を重視したいから、値段はある程度高くても問題無い。
という方もいらっしゃいますので、目的によって生地の選び方も様々です。
どれにしても、明確なものがでもあれば沢山種類がある中からの生地選びにあまり時間が掛からないかと思います。
もちろん素材感も分からないから幾つかのサンプルを手に取ってから決めるという方もいらっしゃいますので、カットサンプルの取り寄せもお気軽にお声掛け下さい。
- お客様の声
- 中のスポンジも元に戻って、張りもあって満足しています。生地もイメージ通りでした。ありがとうございます。
使用した生地情報
布
ソフトナー T-7113 ¥3400/m
- 国名
- 日本
- カラー
- グリーン
- 素材
- PE100%
- 柄
- 柄物
- 生地幅
- 122㎝
- リピート幅
- 縦1.2㎝/横1.7㎝
- 価格帯
- ~6000円/m以下
- 価格
- ¥3400/m