椅子やソファーのお悩み解決

COLUMN

ペットの引っ掻きに強い合皮生地の選び方|猫・犬がいる家庭の椅子・ソファ張り替え

猫がソファで爪とぎをしてしまった。犬が乗り降りするたびに椅子の引っ掻き傷が増えていく。そんなお悩みを持つペットオーナーの方からのご相談は、とても多いです。
「ペットがいるから、良い生地にしてもすぐに傷つく」とあきらめていませんか。実は、ペットの引っ掻きや爪傷に特化した生地が存在します。この記事では、その選び方と実際に使える生地の種類についてお伝えします。



▶ 関連記事
合皮(フェイクレザー)椅子・ソファの張り替え完全ガイド
合皮生地全般の選び方・費用については、こちらの総合ガイドもご参照ください。

1.ペットの引っ掻きで傷みやすい生地の特徴

まず前提として、引っ掻きへの強さは「合皮か布か」という素材の種類よりも、製品ごとの表面構造や加工の有無によって大きく変わります。一般的な生地の中で特に注意が必要なのは次のような生地です。


  • 薄手・光沢のある一般的な合皮:表面のコーティング層が薄く、爪が引っかかりやすい。傷が目立ちやすい

  • 耐引っ掻き加工のない一般的なPU合皮:柔らかく質感は良いが、専用加工のないものは引っ掻きに弱い傾向がある。ガードマン・プロのように耐引っ掻き加工が施されたPU合皮とは別物

  • 一般的な布・ファブリック生地:毛足が引っかかりほつれやすい。爪が生地に絡まると広範囲にダメージが及ぶことも

2.ペット対策に実際に有効な生地の種類

現在、ペットの引っ掻きに対して実績のある生地は大きく3つの選択肢があります。いずれもシンコールやサンゲツの椅子張りカタログに掲載されている生地です。

合皮(PU)|シンコール FURNISHING LEATHER 2024〜 掲載

ガードマン・プロ(GUARDMAN PRO)

SIZE:137cm幅 / TYPE:革地PU / LINER:メリヤス(再生PE65%) / PRICE:¥5,600/m

「摩耗やスクラッチに強い、ペットにも対応できるプロレザー」というコンセプトのもと開発された合皮生地です。素材はPU(ポリウレタン)ですが、耐引っ掻き・耐摩耗性に特化した加工が施されており、通常のPU合皮とは異なる強度を持ちます。次亜塩素酸ナトリウム・アルコール消毒にも対応しており、衛生面が気になる方にも安心です。カラーは全15色展開。

  • 耐引っ掻き・耐摩耗加工済みのPU合皮。通常の合皮より傷がつきにくい
  • 次亜塩素酸ナトリウム・アルコール消毒液に対応。お手入れ簡単
  • 猫・犬どちらの爪傷対策にも対応。ペットの部屋飼い対策として推奨
  • 全15色展開。幅広いインテリアに対応



SINCOL FURNISHING LEATHER 2024〜
ガードマン・プロ のカタログページを見る →

カタログを開く

スエード調人工皮革|シンコール椅子張テキスタイルカタログ掲載

ディナミカ(DINAMICA)

シンコール社の椅子張テキスタイルカタログに掲載されているスエード調人工皮革。組成はポリエステル88%・ポリウレタン12%。超極細短繊維が絡み合った構造の表層面を持つため、爪が引っかかりにくいのが最大の特徴です。一般的なファブリック生地と異なり毛足が短く均一なため、毛玉もできにくく傷も目立ちにくいです。

  • 超極細短繊維構造により爪が引っかかりにくい
  • 初期撥水加工済み。汚れも取りやすい
  • 家庭用洗濯機で洗濯可能(ウォッシャブル対応)
  • 豊富なカラー展開。高級感のある仕上がり

※ディナミカは合皮(ビニールレザー)ではなく、スエード調の人工皮革です。布生地に近い分類になりますが、一般的なファブリックとは異なる特殊構造のため、ペット対策として有効な選択肢のひとつです。



SINCOL FURNISHING TEXTILE 2023〜
ディナミカ のカタログページを見る →

カタログを開く

高機能ファブリック|一部製品が引っ掻きに強い

アクアクリーン(Aquaclean)

アクアクリーンは水だけで汚れを落とせる高機能ファブリックとして知られていますが、シリーズの一部製品は耐引っ掻き性能も備えています。ペット対応かどうかは製品ごとに異なるため、ご相談の際に確認が必要です。

  • 水だけで汚れを落とせる撥水・防汚機能
  • 一部製品は耐引っ掻き性能あり(製品による)
  • ファブリックの風合いを保ちながら高い機能性



SANGETSU Aquaclean
アクアクリーン 製品ページを見る →

カタログを開く

3.「完全に傷がつかない」生地はない

正直にお伝えすると、猫や犬の爪から完全に素材を守れる生地は存在しません。どんなに強い素材でも、繰り返し引っ掻かれれば、いつかは傷がつきます。

ただ、ペット対応の生地を使うことで、傷がつくまでの時間を大幅に延ばすことができます。また、傷がついても目立ちにくい色や質感を選ぶことで、長く見た目を保つことができます。

「少しくらい傷ついても、ペットと一緒に快適に使えればいい」というスタンスで選ぶのが、ペットオーナーの現実的な選択かもしれません。



▶ 関連記事
合皮ソファのポロポロ剥がれを修理する方法|原因・応急処置・プロに頼む判断基準
引っ掻き傷が深くなり、剥がれが広がってしまった場合はこちらをご参照ください。

まとめ

ペットがいるご家庭でも、素材の選び方次第でソファや椅子を長くきれいに保つことができます。引っ掻きに強い生地はガードマン・プロ(合皮)、ディナミカ(スエード調人工皮革)、アクアクリーンの一部製品が実績のある選択肢です。「どの生地が我が家のペットに合っているか分からない」という方は、ぜひLINEでご相談ください。

FREE ESTIMATE

📱 LINEで写真を送るだけ!無料お見積もり

ペット対応の生地サンプルを無料でお送りできます。
LINEでペットの種類と現在の状態をお知らせください。

▶ LINE公式アカウントへ