2026.07.12

B&Bイタリア「SOLO」アームチェア 椅子4脚  張り替え修理事例

BEFORE

AFTER

修理内容

メーカー名

B&B italia/ビーアンドビーイタリア

WEBサイト→

メーカ紹介

B&B ITALIA(ビーアンドビー イタリア)は、1966年にピエロ・アンブロージョ・プスネリによって創立されました。イタリアが近代化・工業化へと歩み始めた1960年代、その当時においてハイクオリティなデザイン性かつ画期的な工業的手法を採用した家具ブランドとして、創立当初から現在に至るまで世界の家具業界からの注目を集め続けています。

モデル名
SOLO
種類
パーソナルチェア
施工方法
バネやクッションの修理生地の張り替え
修理工賃
¥30000〜¥60000
お預かり期間
4週間
配送方法
自社便
依頼地域
東京都渋谷区
修理内容
お客様のご相談内容

今回は渋谷区にお住まいのお客様より、B&Bイタリアの椅子「SOLO」4脚の張り替え修理のご依頼をいただきました。

イエロー系のファブリックが張られたアームチェアで、細身のスチール脚と、ゆったりとした座り心地のクッション性のある座面・背もたれが特徴的な椅子です。

長年使用されてきたことで生地の傷みが見られるようになり、張り替えのご相談をいただきました。

B&Bイタリアについて

B&Bイタリアは、イタリアを代表する家具ブランドの一つで、モダンで洗練されたデザインの家具を数多く手がけていることで知られています。

国内外の著名なデザイナーとのコラボレーションにより、機能性とデザイン性を両立させたプロダクトを展開しており、ソファやアームチェアを中心に世界中のインテリアシーンで高く評価されています。

今回張り替えを行った「SOLO」も、そうしたB&Bイタリアのラインナップの一つで、包み込まれるようなアームと背もたれの形状が特徴的な椅子です。

お預かり時の状態

お預かりした椅子は、写真の通りイエロー系のファブリックが張られたタイプでした。

座面や背もたれ、アーム部分にかけて、経年による生地のヨレやへたり、色あせなどが見られる状態でした。

ファブリック素材の椅子は、レザーとはまた違った劣化の仕方をし、日々座ることによる摩擦や皮脂・汚れの付着によって、徐々に生地の風合いが変化していきます。

フレーム自体はスチール製でしっかりとした作りだったため、張り地のみを新しくすることで椅子本来の魅力を取り戻せると判断し、張り替えをご提案させていただきました。

生地選びについて

張り替えにあたり、生地はサンゲツの「キャトル」を使用しました。

サンゲツは国内で広く使われているインテリアファブリックメーカーで、豊富なカラーバリエーションと質感の生地を展開していることで知られています。

今回はオーナー様ご自身に生地をお選びいただき、張り替え前の雰囲気をできる限り崩さないよう、元の生地に近いイエロー系の色味の生地を選定されました。

同系色を選ぶことで、椅子本来のデザインの印象を保ちながら、フレッシュな質感によみがえらせることができます。

作業内容

まず、既存の張り地をフレームから丁寧に取り外していきます。「SOLO」はアーム部分にもクッション性があり、座面・背もたれ・アームと複数のパーツで構成されているため、それぞれの部材の形状や縫製パターンを確認しながら分解を進めました。

古い生地を取り外した後は、内部のクッション材やフレームの状態も確認します。

クッション材にへたりが見られる箇所については、必要に応じて調整を行い、座り心地が損なわれないよう配慮しました。

新しい生地の裁断にあたっては、既存の生地を型紙として活用し、座面・背もたれ・アームそれぞれのパーツを正確に採寸・カットしていきます。「SOLO」の椅子のフォルムを崩さないよう、生地を張り込む際にシワや突っ張りが出ないよう、丁寧に調整しながら仕上げていきました。

縫製についても、元のデザインを忠実に再現しながら進め、パーツごとの張り込みが完了した後は、フレームへの取り付けと最終的な形状の調整を行いました。

仕上がりについて

張り替えが完了した椅子は、写真のビフォーアフターからもお分かりいただける通り、生地の質感が刷新され、新品のようなハリのある佇まいによみがえりました。

色味は元の雰囲気を大切にしつつ、生地の織り方や質感が新しくなったことで、より上質感のある印象に仕上がっています。

座面・背もたれ・アームともにピンとした張りが戻り、見た目だけでなく座り心地も改善されました。

まとめ

今回の事例は、B&Bイタリアの椅子「SOLO」4脚について、サンゲツの生地「キャトル」を使用して張り替えを行ったケースです。

元の色味に近い生地を選ぶことで、デザインの雰囲気を損なうことなく、椅子の状態を蘇らせることができました。

海外ブランドの椅子やデザイナーズチェアは、フレームさえしっかりしていれば張り替えによって長く使い続けることが可能です。

ファブリック生地の傷みやへたりでお悩みの方は、ぜひ一度張り替え修理についてご相談いただければと思います。

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