2026.07.13
アイラーセン「CHEES」カウチソファ 布からフェイクレザーへ張り替え修理
修理内容
- モデル名
- CHEES /チェス
- 種類
- ソファ
- 施工方法
- 生地の張り替え
- 修理工賃
- ¥250000〜¥300000
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 神奈川県相模原市
- 修理内容
-
お客様のご相談内容
今回は相模原市にお住まいのお客様より、アイラーセンのソファ「CHEES(チェス)」の張り替え修理のご依頼をいただきました。
ゆったりとしたシルエットとボリューム感のあるクッション、L字型のカウチ部分が特徴的なソファで、リビングの主役となるような存在感のあるモデルです。
長年使用されてきたことで生地の傷みや汚れが目立つようになり、張り替えのご相談をいただきました。
アイラーセンというブランドについて
アイラーセン(eilersen)は、1895年に馬車のボディ・シートのメーカーとしてデンマーク・オーデンセに誕生した家具ブランドです。
馬車製造で培われた「丈夫さ」と、そこから発展したバスのシート製造を経て磨かれた「快適な座り心地」へのこだわりが、現在もソファ作りに息づいています。
デンマークでは誰もが知るソファの代名詞とも呼ぶべきブランドとされ、シンプルなフォルムと、使い込むほどに愛着を感じられる飽きのこないデザインが魅力です。
日本でもアクタスを中心に取り扱われ、ラグジュアリーソファブランドとして高く評価されています。
お預かり時の状態
お預かりしたソファは、写真の通りアイボリー系のファブリック生地が張られたタイプでした。
座面やカウチ部分、背もたれにかけて、経年による生地の色あせや汚れ、毛羽立ちなどが見られる状態でした。
ファブリック生地は風合いがやわらかく肌触りも良い一方で、日々座ることによる摩擦や皮脂の付着、飲食物の汚れなどが蓄積しやすく、使用年数が経つにつれて質感の変化が目立ちやすい素材でもあります。
フレームやクッション材自体はしっかりとした作りを保っていたため、張り地を新しくすることでソファ本来の魅力を取り戻せると判断し、張り替えをご提案させていただきました。
張り替えデザインの検討
今回の張り替えでは、オーナー様より「フレームの外側はストライプ柄の生地、体が直接触れる座面や背もたれ、カウチ部分はフェイクレザーで」というご要望をいただきました。
元々は全体が同じ布地で張られていたソファでしたが、部位によって異なる素材・柄を組み合わせるという、デザイン性の高いご提案でした。
外側のストライプ柄は、ソファを側面や背面から見た際のアクセントとなり、お部屋の中でのソファの存在感を高めてくれます。
一方で、実際に肌が触れる座面やカウチの座り心地に関わる部分にはフェイクレザーを採用することで、お手入れのしやすさや耐久性を高めつつ、上品でモダンな印象に仕上げることができます。
異素材を組み合わせるコーディネートは、既製品ではなかなか味わえない、張り替えならではの楽しみ方の一つでもあります。
作業内容
まず、既存の張り地をフレームから丁寧に取り外していきます。
「CHEES」はL字型のカウチ部分を含む大型のセクショナルソファのため、座面・背もたれ・アーム・カウチ部分など、それぞれのパーツごとに形状や縫製パターンを確認しながら分解を進めました。
古い生地を取り外した後は、内部のクッション材やフレームの状態も確認します。クッション材にへたりが見られる箇所については、必要に応じて調整を行い、ボリューム感のある座り心地が損なわれないよう配慮しました。
新しい生地の裁断にあたっては、既存の生地を型紙として活用しながら、部位ごとに異なる素材を正確に採寸・カットしていきます。
フレームの外側に使用するストライプ柄の生地は、柄の向きや左右の対称性がずれないよう、慎重に位置を合わせながら裁断・縫製を行いました。
座面やカウチに使用するフェイクレザーについても、縫い目やタック部分がきれいに出るよう、丁寧に張り込んでいきました。
異なる素材を組み合わせる張り替えは、生地の厚みや伸縮性の違いを考慮しながら縫製・張り込みを行う必要があるため、通常の単一素材での張り替えよりも工程ごとの調整が求められる作業でしたが、オーナー様のイメージ通りの仕上がりを目指して進めました。
仕上がりについて
張り替えが完了したソファは、写真の通り、外側のストライプ柄と座面・カウチのフェイクレザーが美しいコントラストを描く、個性的で洗練された佇まいに仕上がりました。
ボリューム感のあるクッションはしっかりとしたハリを取り戻し、見た目の美しさとともに座り心地も改善されています。
単色のファブリック張りだった以前とは印象が大きく変わり、オーナー様のセンスが光る、世界に一つだけのソファに生まれ変わりました。
まとめ
今回の事例は、アイラーセンのソファ「CHEES」について、フレーム外側をストライプ柄の生地、座面やカウチなど肌が触れる部分をフェイクレザーで張り替えたケースです。
部位によって異なる素材を組み合わせることで、既製品にはないオリジナリティのある一台に仕上げることができました。
ソファの張り替えは、生地選びやデザインの自由度が高く、お部屋の雰囲気やオーナー様のこだわりを反映させることができるのが魅力です。
生地の傷みでお悩みの方はもちろん、イメージチェンジをお考えの方も、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
- お客様の声
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新品以上に感動しました。
悩んで決めたクロスがピッタリハマり、施工も綺麗に仕上げて頂き本当に有難う御座いました。
使用した生地情報
合皮
ハイラルゴ L-8608 ¥3700/m
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