2026.06.24

カッシーナ LC3ソファ / クッション交換|フェザー仕様へのリフォーム事例

BEFORE

AFTER

修理内容

メーカー名

Cassina/カッシーナ

WEBサイト→

メーカ紹介

17 世紀、イタリアに誕生したカッシーナ社は、家具業界において数少ないリーディングブランドとして世界中に知られています。完成度の高さとデザインの美しさは他の追随を許さず、数多くの製品がニューヨーク近代美術館の永久所蔵品になっています。

モデル名
3 FAUTEUIL GRAND CONFORT/ LC3
種類
ソファ
施工方法
オーダー制作バネやクッションの修理
修理工賃
¥200000〜¥250000
お預かり期間
4週間
配送方法
自社便
依頼地域
東京都渋谷区
修理内容

カッシーナ(Cassina)のソファは、イタリアを代表する高級家具ブランドとして、その品質と美しいデザインで長く愛され続けています。

なかでもLC3は、建築家ル・コルビュジエ(Le Corbusier)が設計したソファとして、多くのファンを持つ存在感のある名作ソファだと思います。

今回ご依頼いただいたのは、そのカッシーナ LC3ソファのクッションの中身交換になります。

元々ウレタン仕様だったクッションの中身を、フェザータイプへとリフォームしたいというご要望でした。

カッシーナ LC3とは

LC3は、1928年にル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンによって設計されたアームソファのシリーズです。

スチールフレームにクッションパッドを組み合わせた構造が特徴で、モダニズム建築の哲学を体現した作品として今も世界中で愛され続けています。

新品で購入すると高級なLC3ですが、長年使い込むうちにクッションのウレタンのへたりなどはどうしても出てくるケースもあります。

長年使いもとの座り心地が損なわれてきた、というご相談を弊社でもいただきます。

「もう少しふっくらとしたやわらかな座り心地に変えたい」——そのような声に応えるのが、今回ご紹介するクッション交換になります。

ご依頼の背景|ウレタンクッションのへたりとフェザーへの交換希望

今回お客様からご相談いただいた内容は、LC3ソファのクッションの中身をフェザー仕様へ変更したいというものでした。

長年お使いになる中でウレタンフォームのへたりが進み、かつての弾力感が失われてきたとのこと。

「どうせ直すなら、よりリラックスできる座り心地にしたい」というご希望から、フェザー充填への変更をご希望されました。

しかし、フェザー素材はその柔らかさゆえに、適切な設計なしに使用すると型崩れや偏りが生じやすいというデメリットもあります。

オリジナルの仕様に近づけるよう、フェザーの良さを活かした独自の構造設計を提案しました。

施工内容|ウレタン+フェザーの積層構造で再現

座面クッション:二層構造で安定感とやわらかさを両立

座面部分は、下層にウレタンフォーム、上層にフェザーパックを重ねる積層構造で仕上げました。

ウレタンを下地として残すことで、長期使用による底つき感を防ぎ、しっかりとした支持力を確保。

その上にフェザーパックを載せることで、座った瞬間のやわらかな沈み込みと、フェザー特有のふっくらとした感触を実現しています。

この構造により、下部のウレタンフォームがしっかりとしたホールド感と安定感を生み出し、座ったときに沈みすぎない安心感があります。

そして上部のフェザーパックがお尻を包み込むようなふっくらとした感触を加えることで、ウレタンクッション単体では出せないフェザー特有の柔らかさと上質感が生まれています。

二層それぞれの素材の長所を重ね合わせた、ハイブリッド構造ならではの座り心地です。

背もたれ・アームクッション:ウレタン芯材+フェザー包みでシルエットと感触を両立

背もたれおよびアームレスト(肘掛け)部分については、中心にウレタンフォームの芯材を配置し、その周囲をフェザークッションで包み込む構造を採用しました。

 

フェザーのみで仕上げた場合、使用とともに中身が偏り、形崩れが生じやすくなります。

 

ウレタンの芯を入れることでフェザーの片寄りを防ぎ、クッション全体のかたちを安定させています。

一方で、もたれかかったときや肘をついたときには、外側を包むフェザーのふっくらとした感触がしっかりと感じられる仕上がりです。

LC3ならではのすっきりとしたキューブシルエットを維持しながら、フェザー特有の柔らかさも両立させた設計となっています。

完成後の仕上がり|「オリジナルに限りなく近い」とのお言葉

完成したソファをお客様にお届けしたところ、「オリジナルに限りなく近く再現されている」という嬉しいお言葉をいただきました。

ウレタンクッションのみで仕上げた場合とは異なり、適度な張りを保ちながらもフェザーの程よい沈み込みが感じられる座り心地。

長年親しんだLC3の美しいシルエットはそのままに、座るたびに新たな心地よさを感じていただける仕上がりとなりました。

お届け後、写真でも確認いただいたように、座面・背もたれ・アームレストそれぞれが整ったかたちを保ちながら、フェザー特有のやさしいボリューム感を纏っています。

カッシーナ LC3のクッション交換・修理はCHAIRS

弊社CHAIRSでは、カッシーナをはじめとすル、ソファや椅子のクッション交換・張り替え・修理を承っております。

  • ウレタンフォームのへたり交換
  • フェザー・ダウン仕様へのリフォーム
  • ウレタン+フェザーのハイブリッド構造

などなど、カッシーナ LC3に限らず、クッションがへたってきた、座り心地を変えたい、修理のついでにアップグレードしたい——そのようなご要望もお気軽にご相談ください。

全国対応(東京・神奈川・埼玉・千葉を中心に宅配便でのやり取りも可能)で承っております。

お客様の声
本物みたいに出来上がり、大変満足しています。
有難う御座いました。

その他事例

最新修理事例はチェアーズ公式インスタグラムをフォロー!