2026.01.06
世田谷区M様邸:オーダーソファ/バイカラーで張り替え修理
修理内容
- モデル名
- オーダーチェア
- 種類
- パーソナルチェア
- 施工方法
- 生地の張り替え
- 修理工賃
- ¥60000〜¥90000
- お預かり期間
- 3週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都世田谷区
- 修理内容
-
こんにちは。
ソファや椅子は、生地の張り替えや修理などで再生させることが可能です。
今回は、東京都世田谷区にお住まいのM様よりご依頼いただいた、
**「パーソナルチェアとスツールの張り替え」**
の事例をご紹介します。
かつてオーダーメイドで作られた一人がけのこちらの椅子は、骨組み(フレーム)が非常にしっかりしていて、傷んでしまった生地さえ新しくすれば、綺麗な状態でまた使っていただけます。
長年愛用されてきた椅子が、生地の選び方ひとつでどのように生まれ変わったのか。 ビフォーアフターの変化とともに、今回の椅子の張り替え事例をご紹介していきたいと思います。
1 . 張り替え前の状態:愛用品ゆえの「痛み」
まずは椅子をお預かりした時の状態です。
元々は他店でフルオーダーされたという、重厚感のあるパーソナルチェアとスツール。
以前の仕様も、赤を基調としたストライプと、肘掛け部分に無地の別素材を組み合わせた凝ったデザインでした。
M様のソファへのこだわりが、この一脚からも伝わってきます。
しかし、長年のご使用により、以下の部分に限界が来ていました。
- 肘掛け・側面の劣化 写真でも分かる通り、肘掛けの先端部分の生地が大きく破れ、中の黄色いウレタン(クッション材)が見えてしまっています。この部分はもともと本革(または合成皮革)のような素材でしたが、人の手が一番触れる場所であるため、摩擦や経年劣化によって表面が硬化し、ひび割れて剥がれ落ちてしまったようです。
- 座面・背もたれの摩耗 メインのストライプ生地も、全体的に繊維が擦り切れ、色が沈んでしまっていました。
2 . デザインのこだわり:サンゲツ「UPシリーズ」で作るバイカラー
今回の張り替えで最もこだわったのは、「バイカラー(2色使い)」の配色バランスです。
元のデザインも2色使いでしたが、今回はより洗練された印象にするため、**「サンゲツ」**の椅子張り生地カタログから、2つの生地をセレクトしました。
① UP5949(無地・レッド系)
最も傷みが激しかった肘掛けや側面には、**「UP5949」**を採用しました。
これは深みのある赤の無地ファブリックです。
椅子の輪郭(アウトライン)を濃い無地で囲むことで、全体がぼやけず、視覚効果でキリッと引き締まった印象になります。
② UP6063(マルチストライプ)
そして、座面や背もたれ、スツールの天面といったメイン部分には、**「UP6063」**を使用しました。 赤、オレンジ、ベージュなどが混ざり合った、温かみのあるマルチストライプ柄です。
これをメインに据えることで、リビングに置いたときにパッと華やかな存在感が出るかもしれませんね。
この2つを組み合わせることで、「可愛らしさ」と「上品さ」が同居する、絶妙なバランスで仕上がりました。
3. 「座り心地」の修復
張り替えというと、表面の布を新しくするだけと思われがちですが、実は**「中身のメンテナンス」**も重要です。
一度全ての生地を剥がし、裸の状態にした際、案の定、内部のウレタンフォームも劣化が進んでいました。
特に肘掛け部分はウレタンが欠損しており、そのまま生地を張ると表面がボコボコしてしまいます。
そこで、以下の作業を行いました。
1. ウレタンの補充・成形 肘掛け部分に新しいウレタンを足し、ふっくらとした美しいカーブが出るように成形し直しました。
これにより、腕を置いた時の「当たり」が柔らかくなります。
座面の硬さ調整
座面のへたっていた部分にも補修を加え、長時間の映画鑑賞や読書でも疲れないよう、適切な弾力を取り戻しました。
4、完成(アフター):リビングの主役として再生
施工完了後の状態をご覧ください。
いかがでしょうか。
くたびれていた印象が一掃され、モダンな印象へと変わりました。
側面の赤(UP5949)がフレームのように効いていて、中央のストライプ(UP6063)を引き立てています。
また、スツールもお揃いのバイカラーにしたことで、セットで置いたときの一体感が増しました。
単体で見ても可愛らしく、インテリアのアクセントとして十分に機能します。
以前のデザインを踏襲しつつも、生地の質感や発色が良くなったことで、以前よりより綺麗にリフレッシュされ、デザインも変わり空間に馴染む仕上がりになったと思います。
5. お客様の声:スピーディーかつ高品質に
納品後、M様より大変ありがたいご感想をいただきました。
「綺麗に仕上げていただき、新品のようになりました。上品な色合いで大変気に入りました。作業もスピーディーで助かりました」
今回張り替えに使った生地はお客様が選ばれたもので、生地のチョイスにとてもセンスを感じました。
今後も末長く椅子をご愛用いただけると嬉しく思います。
6.「張り替え」という選択
最後に、家具の張り替えを検討されている方へ、そのメリットを少しだけお伝えさせてください。
「新しい椅子を買ったほうが安いのではないか?」 そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。確かに、安価な家具は世の中にたくさんあります。
しかし、張り替えには以下のようなメリットがあります。
1.自分だけのデザインを作れる
既製品の中から選ぶのではなく、何千種類もの生地の中から、自分の好みや部屋の雰囲気にぴったりのものを選べます。
今回の張り替え事例のように、世界に一つだけのバイカラー・デザインを作ることも可能です。
2.座り心地をカスタマイズできる
「もう少し硬めがいい」「柔らかくしたい」といったご要望に合わせて、中身のクッションを調整できるのも張り替えの魅力です。
3. 良いものを長く使う
しっかりしたフレームを持つ椅子やソファを捨てるのは、資源の無駄になります。
張り替えは、愛着のある家具をゴミにせず、次の世代まで使い続けるための最も有効な手段です。
7. まとめ
今回の世田谷区M様の張り替え事例、いかがでしたでしょうか。
ボロボロになってしまった椅子も、諦める必要はありません。
生地を張り替え、中身をメンテナンスすることで、見た目も座り心地も劇的に改善します。
「うちの椅子も張り替えられるかな?」 「どんな生地が合うか相談したい」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
お客様の家具の状態に合わせて、最適なプランをご提案させていただきます。
この度は大切な家具の張り替えをお任せいただき、本当にありがとうございました。
新しくなった椅子で、これからの時間を快適にお過ごしいただければ幸いです。
【施工データ】
- ご依頼主:東京都世田谷区 M様
- アイテム:パーソナルチェア、スツール
- 使用生地:
- 側面・肘掛:サンゲツ UP5949(レッド系無地)
- 座面・背・他:サンゲツ UP6063(マルチストライプ)
- 施工内容:全体張り替え、ウレタンフォーム補修・交換
- お客様の声
- 綺麗に仕上げていただき、新品のようになりました。上品な色合いで大変気に入りました。作業もスピーディーで助かりました。
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