2022.07.15

ダイニングチェア 生地の張り替え

BEFORE

AFTER

修理内容

種類
ダイニングチェア
施工方法
バネやクッションの修理生地の張り替え
お預かり期間
4週間
配送方法
自社便
修理内容
今日は椅子の修理事例のご紹介をさせて頂きます。
フレームが木製のダイニングチェアです。
座面は本革張りの椅子で、使用年数は40年弱とのことでお伺いしましたが修理をするとまだまだ使って頂けると思います。
この椅子は何が問題なのかというと、3点あって一つは座面の革の劣化、これはまた本革で張替えて対応させて頂きます。
2つ目は座面は張替えて、生地が綺麗になったとしても肝心のクッション部分がかなり凹んでしまっています。30年以上使用しているということで、ウレタンクッションも傷んでいるはずなのでウレタンクッションも交換し、座面の凹みはクッション下のベルトを交換することで改善されると思います。
そして3つ目は背もたれ部分の木部と接合部が外れてしまって、そこの修理になります。
椅子をひっくり返し、座面の裏にある生地を剥がして表面の革を剥がしてみるとウレタンポロポロ、真ん中ドッスン状態が伺えます。
そしてウレタンクッションを更に剥がすと、ベルトが荷重に耐え切れ無くなったのか経年によってなのかはわかりませんが、端から切れてしまったみたいです。
これではウレタンクッションをいくら新しくしても、椅子としては機能しなくなってしまいます。
そこでまずは、このベルトを外してしまって新しい物に交換です。
ベルトをバンバン木に留めていきます。
そして次はこの上に新しいウレタンクッションを敷いていきます。
これで綺麗になりました、あとは裁断した革をもう一度この座面に張っていきます。
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