2022.07.15
ALTHORP/オルソープ のソファー バネとクッションの修理
修理内容
- メーカー名
-
ALTHORP/オルソープ
- メーカ紹介
-
オルソープコレクションは、ダイアナ元皇太子妃の生家スペンサー伯爵家の邸宅オルソープにて、500年間に渡り代々の当主が贅を凝らして集めてきた家具・調度品を、ポール・メートランドスミスが9代目スペンサー伯爵の強い意向により忠実に再現したものです。館のエントランスであるウットンホール(The Wootton Hall)を印象的に飾るホールチェアー、ウィリアム王の間(The King William Bedroom)のデスク、また現在スペンサー家が所有するジョージ・ワシントン家ゆかりのチェストなど、数々の文化的価値の高い由緒あるアイテムがコレクションに加えられています。
- 種類
- ソファ
- 施工方法
- バネやクッションの修理
- 修理工賃
- ¥30000〜¥60000
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都港区
- 修理内容
-
オルソープ(ALTHORP)のソファーのバネの修理をご相談いただきました。
椅子やソファーのクッションを修理するとなると、ウレタンのスポンジをご想像される方も多いのかと思いますが、ウレタンクッションやフェザークッションを更にその下で支えている材料があります。
それは木板であったり、スプリングであったり、ベルトであったりとします。
その下支えになっている、スプリングやベルトが破損したり劣化してしまうと、その上にあるウレタンクッションなどをいくら新しいものにしたとしても、座るところや背凭れなどの快適性は損なわれてしまいます。
簡単にいうと、座面などが凹んだままになっている状態です。
ですので、ソファーや椅子のクッションのヘタリがあった場合には、一度土台となるスプリングやベルトも疑ってみた方が良いかと思います。
今回もそんな事例の一つで、ウレタンクッションの下にはコイルスプリングが取り付けられていて、そのスプリングを更にウェービングベルトが補助している形です。
クッションやバネの種類、ヘタリの原因や解決方法についてはこちらから
そしてお写真にある緑色のウェービングベルトが完全に伸び切ってしまっていて、その為に座面が沈んでしまっていました。
ですので、今回はウェービングベルトを新しいものに交換し、座面の沈みを修理させて頂きました。
ウェービングベルトはゴム素材で出来ているので、使っていくうちに徐々に伸びが始まって、弛んできてしまいます。
このベルトにも硬さのレベルがあり、あまり最初から座面に柔らかく伸びるものを使ってしまうと座面のヘタリという意味での耐用年数は短くなってしまうかと思います。
ですので、椅子やソファーの張り替えをされる事があればこの辺りも張り替え業者さんに確認してみるのも良いかと思います。
椅子やソファーのデザインも勿論大事だと思いますが、本来の快適に座るという役割が無くなってしまうと、椅子の魅力もかなりなくなってしまいます。
毎日気に入っている椅子で快適にくつろぎ、そして長持ちさせるためにクッションのメンテナンスや生地の張り替えを検討してみては如何でしょうか。