2026.04.13
足立区|本革ダイニングチェア4脚 / 座面本革張り替え事例
修理内容
- メーカー名
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飛騨木工
- メーカ紹介
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飛騨高山の曲げ木から始まった日本を代表するキツツキマークがトレードマークの家具メーカー「飛騨産業」。
1920年に設立してから100年の歴史を持ち、高い技術と豊富な森林資源によりこれまでに数々の人気商品を生み出してきました。
今日も斬新的でありながら温かみのある家具を生み出し続けています。
- 種類
- ダイニングチェア
- 施工方法
- 部分張り替え
- 修理工賃
- ¥10000〜¥30000
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都江戸川区
- 修理内容
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アンティーク調のダイニングチェア4脚の座面を、本革(ニュースムース636)で張り替えた事例をご紹介します。お客様は東京都足立区にお住まいで、長年愛用されてきた椅子のリフォームをご依頼いただきました。
ご依頼の背景
今回ご依頼いただいたのは、重厚なウォールナット調の木製フレームに本革張りの座面・背もたれを備えた、クラシックデザインのダイニングチェア4脚です。
天板にはシェル(貝殻)モチーフの彫刻が施され、バックレストにはX字型のクロスフレームという個性的なデザイン。
脚部にはキャスターが付いており、使い勝手と格調を兼ね備えた上質な椅子です。
お客様からのご相談内容は「座面の革がひどく傷んでしまったので張り替えたい。でも椅子自体はとても気に入っているので、できれば長く使い続けたい」というものでした。
写真をご覧いただくと、施工前の座面には全面にひび割れが広がり、表面の革が白く浮き上がっている箇所も複数見られます。これは合成皮革ではなく本革特有の経年劣化で、長年の使用によってオイル分が失われ、乾燥・硬化が進んだ結果です。
見た目の問題だけでなく、座り心地にも影響が出ていたとのことでした。
一方、背もたれの革はまだ比較的状態が良かったため、今回は座面のみの張り替えとし、コストを抑えながら椅子全体の印象を刷新するご提案をしました。使用素材:ニューソフト636について
今回の張り替えに使用したのは、ニューソフト636という本革素材です。
ニューソフトは、家具・椅子の張り替えで定番として使われる国産の本革素材で、柔らかな手触りと耐久性のバランスに優れています。薄手でしなやかなため、複雑な立体形状の座面にもきれいに馴染み、縫製ラインをシャープに仕上げることができます。また、本革ならではの経年変化(エイジング)も楽しめる素材です。
カラー636は深みのあるダークブラウンで、ウォールナット調の木製フレームとの相性が抜群です。背もたれに残した既存の革とも色味がほぼ統一されており、交換した座面だけが浮いて見えるような違和感が生じないよう配慮しました。
施工のポイント
座面形状への対応
この椅子の座面は、前方に向かってゆるやかに広がる台形型で、中央部に立体的なふくらみがあります。また、座面前縁にはアーチ状の縫い目が入ったデザインが施されており、新しい革でも同じラインを再現する必要がありました。張り替えにあたっては、既存の縫製パターンを正確に計測・型取りし、同じ縫い目のラインを新しい革で再現しています。
仕上がり写真を見ると、アーチ状のステッチラインがきれいに復元されていることが確認できます。
4脚の均一な仕上がり
同じ椅子を4脚まとめて施工する場合、1脚1脚の仕上がりに差が出ないよう注意が必要です。生地の取り方・テンションのかけ方・縫製の位置を統一し、並べたときに揃って見えるよう丁寧に作業を進めました。
座面下地・ウレタンの確認
張り替えの際には、座面の表革を剥がした後に内部のウレタンフォームや下地の状態も確認します。今回はウレタンの劣化は軽微で、クッション性に問題はなかったため、ウレタン交換は行わず表革のみの張り替えとしました。
- お客様の声
- とても綺麗に仕上がっています。満足です。ありがとうございました。
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