2025.12.16
「イン・ザ・ルーム」本革コーナーソファの部分張替えとクリーニング
修理内容
- メーカー名
-
インザルーム
- メーカ紹介
- 種類
- ソファ
- 修理工賃
- ¥150000〜¥200000
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 神奈川県川崎市
- 修理内容
-
今回ご依頼いただいた張り替え事例は、ライフスタイルショップ「in The ROOM(イン・ザ・ルーム)」新宿店で購入されたという、本革のコーナーソファの修理事例になります。オーナー様にとって、長年愛用されてきたソファでしたが、経年による座面の革の劣化や座り心地の変化が出てきたようです。
とてもお気に入りのソファだったようで「買い替える」のではなく「張り替えで修理する」ことを選ばれ、今回は**「座面のみの張替え」と「クリーニング」、そして「クッション部分のメンテナンス」**を行いました。
修理のポイントとなるのは、座面だけを部分的に張り替えるので、張り替えをしない肘掛や背凭れなどと、仕上がった時に違和感を出さない事が重要になります。
- 張り替え前のソファの現状
川崎市にお住まいのオーナー様からお預かりしたソファ。
まずは施工前の状態を確認します。
表面の劣化と「くたびれ感」
白い本革は清潔感と高級感がありますが、黒ズミなどの汚れが目立ちやすいデメリットもあります。
背もたれのクッションにはまだ革のハリや艶が残っていましたが、毎日体重がかかり摩擦が起きる「座面」の状態は良くありませんでした。
オーナーさんとしても、その座面を何とかしたいというのが、ご希望でした。
- 色の剥がれ・ひび割れ: 座面全体に細かいクラック(ひび)が入り、表面の顔料が剥がれてしまっている箇所が見受けられました。
- 全体の印象: 座面の劣化により、ソファ全体が少し「くたびれた」印象になってしまっていました。どんなに良いデザインでも、座面が荒れていたり黒ズミが余っていたりすると、部屋全体の雰囲気もワントーン下がって感じるかも知れませんね。
見えない部分の「ヘタリ」
オーナー様が気にされていたもう一つの点が、「座面のヘタリ」です。
ソファの購入当時に比べて、座るとクッションの反発もあまり感じられなくなり、少し沈み込んでしまう感覚。
これは、ウレタンなどのクッション材の劣化だけでなく、ソファ本体の底で身体を支える「ウェービングベルト」や「スプリング」などの劣化が原因であることも多いです。
「見た目を綺麗にするだけでなく、座り心地を取り戻す」という作業が必要です。
- 部分的な張替え
今回は背もたれや肘掛、そして本体のフレーム周りの革は張り替えずに、「座面のみ張替え」**という作業になりました。
部分的な張り替えをするメリットとしては
コストを抑えられる: ソファの生地全部を張り替えるに比べて、使える革(背もたれや側面)を残すことで、材料費と工賃を抑えられます。
デメリットは
既存の革と100%同じ革で張り替えが出来るケースは少なく、多くの場合は既存の革に似ている革を選択して張り替えるので「今の革と同じ革でなければ嫌」というケースには向きません。
「革選び」のプロセス
部分張り替えで気を付けるのは、張り替えをする革の選定です。
単に「同じ白い革」を選べば良いわけではなく、白だけでも何色もあり、何年も使い込まれた背もたれの革と、新品の革を出来るだけ違和感なくバランスを取り仕上げる必要があります。
色味だけでは無く、シボや質感が全く違うと、それもまた違和感になってしまうので
以下のプロセスを経て、革を選定しています。
- シボ(革の凹凸)の確認: 既存の革のシボは細かいのか、荒いのかなど目視等で確認し、最も近いテクスチャを持つサンプルを絞り込みます。
- 色味と「面積効果」の考慮: 革サンプル(小さな切れ端)で見ている色と、実際に大きなソファの座面に張った時の色は、違って見えることがあります(面積効果)。
「サンプルでは色が合っているように見えたのに、仕上がったら座面だけ白浮きしてしまった」という失敗を防ぐため、既存の少し焼けたような白の色味と、新しい革が広い面積になった時の発色を考慮しベストな候補を選び出しました。
- クッションのヘタリの改善
ウェービングベルトの交換
革を張る前に、まずは座り心地の改善です。 ソファを分解し、座面の下にあるウェービングベルトを確認すると、やはり経年によりゴムが伸びきり、弾力を失っていました。これではクッションが良くても身体を支えきれません。
古いベルトを撤去し、新しいベルトを適正なテンション(張り具合)で張り直します。
さらに、座面ウレタンクッション自体も補強・調整を行いました。これにより、沈み込みすぎず、かといって硬すぎない、しっとりとした座り心地が復活しました。
- 仕上がりとオーナー様の声
すごくきれいに直して頂いてありがとうございます。思い入れのある家具なのでもとのように戻って嬉しいです。ヘタっていた座面も座り心地がよくなって嬉しいです。
と有難い言葉を頂きました。
- 最後に:良いものを長く使う
今回の事例のように、ソファや椅子は「傷んだら捨てる」というだけでなく、張り替えや修理で直してからまた使う。
という選択肢もある家具の一つです。
張替えやメンテナンスを施せば、とても長い期間使っていただけると思っています。
- 座面だけ色が剥げてきた
- 座るとお尻が沈んで腰が痛い
- 思い出のソファだから捨てたくない
もし、ご自宅のソファでこのようなお悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度ご相談ください。あなたのソファにとって良い選択が出来るようお手伝いさせて頂きます。
【施工データ】
- エリア: 神奈川県川崎市
- アイテム: 本革コーナーソファ(in The ROOM / イン・ザ・ルーム)
- 施工内容: 座面部分張替え、張り替えない部分のクリーニング、座面下ベルト交換(ウェービングテープ)、ウレタン補強
- 使用生地: 本革
今回ご依頼いただいた張り替え事例は、ライフスタイルショップ「in The ROOM(イン・ザ・ルーム)」新宿店で購入されたという、本革のコーナーソファの修理事例になります。
オーナー様にとって、長年愛用されてきたソファでしたが、経年による座面の革の劣化や座り心地の変化が出てきたようです。
とてもお気に入りのソファだったようで「買い替える」のではなく「張り替えで修理する」ことを選ばれ、今回は**「座面のみの張替え」と「クリーニング」、そして「クッション部分のメンテナンス」**を行いました。
修理のポイントとなるのは、座面だけを部分的に張り替えるので、張り替えをしない肘掛や背凭れなどと、仕上がった時に違和感を出さない事が重要になります。
- 張り替え前のソファの現状
川崎市にお住まいのオーナー様からお預かりしたソファ。
まずは施工前の状態を確認します。
表面の劣化と「くたびれ感」
白い本革は清潔感と高級感がありますが、黒ズミなどの汚れが目立ちやすいデメリットもあります。
背もたれのクッションにはまだ革のハリや艶が残っていましたが、毎日体重がかかり摩擦が起きる「座面」の状態は良くありませんでした。
オーナーさんとしても、その座面を何とかしたいというのが、ご希望でした。
- 色の剥がれ・ひび割れ: 座面全体に細かいクラック(ひび)が入り、表面の顔料が剥がれてしまっている箇所が見受けられました。
- 全体の印象: 座面の劣化により、ソファ全体が少し「くたびれた」印象になってしまっていました。どんなに良いデザインでも、座面が荒れていたり黒ズミが余っていたりすると、部屋全体の雰囲気もワントーン下がって感じるかも知れませんね。
見えない部分の「ヘタリ」
オーナー様が気にされていたもう一つの点が、「座面のヘタリ」です。
ソファの購入当時に比べて、座るとクッションの反発もあまり感じられなくなり、少し沈み込んでしまう感覚。
これは、ウレタンなどのクッション材の劣化だけでなく、ソファ本体の底で身体を支える「ウェービングベルト」や「スプリング」などの劣化が原因であることも多いです。
「見た目を綺麗にするだけでなく、座り心地を取り戻す」という作業が必要です。
- 部分的な張替え
今回は背もたれや肘掛、そして本体のフレーム周りの革は張り替えずに、「座面のみ張替え」**という作業になりました。
部分的な張り替えをするメリットとしては
コストを抑えられる: ソファの生地全部を張り替えるに比べて、使える革(背もたれや側面)を残すことで、材料費と工賃を抑えられます。
デメリットは
既存の革と100%同じ革で張り替えが出来るケースは少なく、多くの場合は既存の革に似ている革を選択して張り替えるので「今の革と同じ革でなければ嫌」というケースには向きません。
「革選び」のプロセス
部分張り替えで気を付けるのは、張り替えをする革の選定です。
単に「同じ白い革」を選べば良いわけではなく、白だけでも何色もあり、何年も使い込まれた背もたれの革と、新品の革を出来るだけ違和感なくバランスを取り仕上げる必要があります。
色味だけでは無く、シボや質感が全く違うと、それもまた違和感になってしまうので
以下のプロセスを経て、革を選定しています。
- シボ(革の凹凸)の確認: 既存の革のシボは細かいのか、荒いのかなど目視等で確認し、最も近いテクスチャを持つサンプルを絞り込みます。
- 色味と「面積効果」の考慮: 革サンプル(小さな切れ端)で見ている色と、実際に大きなソファの座面に張った時の色は、違って見えることがあります(面積効果)。
「サンプルでは色が合っているように見えたのに、仕上がったら座面だけ白浮きしてしまった」という失敗を防ぐため、既存の少し焼けたような白の色味と、新しい革が広い面積になった時の発色を考慮しベストな候補を選び出しました。
- クッションのヘタリの改善
ウェービングベルトの交換
革を張る前に、まずは座り心地の改善です。 ソファを分解し、座面の下にあるウェービングベルトを確認すると、やはり経年によりゴムが伸びきり、弾力を失っていました。これではクッションが良くても身体を支えきれません。
古いベルトを撤去し、新しいベルトを適正なテンション(張り具合)で張り直します。
さらに、座面ウレタンクッション自体も補強・調整を行いました。これにより、沈み込みすぎず、かといって硬すぎない、しっとりとした座り心地が復活しました。
- 仕上がりとオーナー様の声
すごくきれいに直して頂いてありがとうございます。思い入れのある家具なのでもとのように戻って嬉しいです。ヘタっていた座面も座り心地がよくなって嬉しいです。
と有難い言葉を頂きました。
- 最後に:良いものを長く使う
今回の事例のように、ソファや椅子は「傷んだら捨てる」というだけでなく、張り替えや修理で直してからまた使う。
という選択肢もある家具の一つです。
張替えやメンテナンスを施せば、とても長い期間使っていただけると思っています。
- 座面だけ色が剥げてきた
- 座るとお尻が沈んで腰が痛い
- 思い出のソファだから捨てたくない
もし、ご自宅のソファでこのようなお悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度ご相談ください。あなたのソファにとって良い選択が出来るようお手伝いさせて頂きます。
【施工データ】
- エリア: 神奈川県川崎市
- アイテム: 本革コーナーソファ(in The ROOM / イン・ザ・ルーム)
- 施工内容: 座面部分張替え、張り替えない部分のクリーニング、座面下ベルト交換(ウェービングテープ)、ウレタン補強
- 使用生地: 本革
- お客様の声
-
すごくきれいに直していただいて有難う御座います。思い入れのあるソファなのでもとのように戻って嬉しいです。ヘタっていた座面も座りごこちが良くなってうれしいです。
ありがとうございました。
その他事例
