2025.09.05

ロッシディアルビザーテ ROSSI DI ALBIZZATE ソファ 張り替え事例

BEFORE

AFTER

修理内容

メーカー名

rossi di albizzate/ロッシ・ディ・アルビザーテ

WEBサイト→

メーカ紹介

皮革ソファブランドの中でも最高級価格帯の品を手がける、イタリアのソファブランド。
最も得意とする特殊製法でなめした子羊の革(ボルボネーゼ)を用いたリビングセットの販売価格は1000万円にもなります。
国内ではIDC大塚家具で取扱があり多くの取扱いブランドの中でも当然最高級クラスに君臨しています。

モデル名
ボゴ
種類
ソファ
施工方法
生地の張り替え部分張り替え
修理工賃
¥120000〜¥150000
お預かり期間
4週間
配送方法
自社便
依頼地域
東京都目黒区
修理内容

〜ボルボネーゼレザー部分修理〜

イタリアの高級家具ブランド ロッシディアルビザーテ(rossi di albizzate のソファ修理事例をご紹介します。

今回張替えの対象となったのは、長年愛用されてきた一台で、使用されている革は希少な ボルボネーゼレザー

ボルボネーゼレザーは仔羊の革をベースにオリジナルの版を用いて仕上げられた特徴的なシュリンクレザーで、顔料は一切使わず染色によって色付けがされています。

一般的なクロム鞣しの顔料仕上げの革とは異なり、型押しや染色の段階で繊細な加減が必要になる素材です。そのため一枚ごとに表情が異なり、使い込むことで独特の深みが生まれるのが特徴です。

今回張替えに使ったこのボルボネーゼレザーですが、メーカーから仕入れる事は難しく、オリジナルで原皮から作り仕上げたものになります。

施工前の状態

ソファの 肘掛内側部分 に明らかな劣化が見られました。

状態としては

  • 片側は革が破れ、下地が露出している
  • もう片側は擦れや退色が進行し、色が薄く質感が損なわれている

肘掛は体重がかかりやすく、また手の汗や皮脂が染み込むことで劣化が早まる部分です。

日常生活の中で最も触れる機会が多いため、座面と同様に傷みが目立ちやすいのです。革の破れや色あせは見た目だけでなく使用感にも影響し、オフィスでの利用という事もあり見た目にもあまりよろしくない状態でした。

部分張り替えの内容

今回はソファ全体の革を交換するのではなく、劣化が進んだ肘掛の内側だけを部分張り替えしました。

作業の流れは以下の通りです。

  1. ソファを分解し、破れていた革部分を取り外す
  2. 新しいボルボネーゼレザーを選定し、模様や質感が出来るだけ自然につながるよう裁断
  3. 既存部分との境界が不自然にならないよう縫製
  4. 生地を再度本体に張り込む
  5. 最終的に全体を確認し、左右のバランスを整える

ボルボネーゼレザーは光の当たり方によって見え方が変わるため、裁断時の向きや色味の選定にも注意しました。

部分張り替えであり、他の張り替えない箇所に使用感もある為、100%張り替えない箇所と一致させることは出来ませんが、出来る限り違和感の無いように仕上げる事を心がけています。

部分張り替えと全体張り替え

ソファーや椅子を張り替える際には製品によっては、部分的に張り替える事も可能なケースもあります。

勿論それが難しい場合もありますが、合皮や本革の場合は部分張り替えでも色が合わせやすいケースもあります。

出来れば全体的に張り替えて全体の印象を一新出来れば良いと思いますが、ソファの作りや状態やお客様の状況によっては部分張り替えも有効な手立ての一つだとも思います。

それ出来る場合と出来ない場合もありますので、気になる場合は一度お気軽にお問合せ下さい。

 

 

 

まとめ

今回の事例では、ロッシディアルビザーテのソファ × ボルボネーゼレザー の肘掛部分を部分的に張り替え、使用できる状態に整えました。

ボルボネーゼレザーは一枚ごとに表情が異なるため、同じ素材を使っても仕上げには繊細な調整が求められます。それでも部分的に補修することで、オリジナルの魅力を損なわずにソファを蘇らせることが可能です。

愛着のある家具を「買い替える」のではなく「修理して使い続ける」ことで、暮らしの中に新しい価値を生み出すことができます。このソファもまた、部分張り替えによってこれからも長く使い続けられる存在となりました。

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