2025.02.07
デセデ(de Sede)DS-47のソファ修理事例:革の退色や擦れ傷を塗装メンテナンスで快適に!
修理内容
- メーカー名
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de Sede/デセデ
- メーカ紹介
-
ドイツの国境に近いライン川沿いのスイス、グリンナウの馬の鞍をつくる小さな工房からはじまった「デセデ」。デセデのソファが世界のエグゼクティブに愛され、信頼される理由は、革の品質と職人の高い技術力にあります。またデザインにも徹底してこだわり、デセデ社のユニークなデザインと操作性の高さは、一切の妥協を許さない職人の技術があってこそです。他社の追随を許さないデセデ社のソファは各国で高い評価を得ています。
- モデル名
- DS-47
- 種類
- ソファ
- 施工方法
- 本革のクリーニングや塗装
- 修理工賃
- ¥90000〜¥120000
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都中央区
- 修理内容
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長年使っている本革ソファ、色褪せや擦れ傷が気になっていませんか?
今回お預かりしたのは、ドイツの高級ブランド「デセデ(de Sede)」のDS-47モデルのソファです。3人掛けと1人掛けの2点をお持ちいただきました。デセデのソファは、しっかりとした厚みのある本革を使用しているため、破れている部分は無かったのですが、長年の使用による色褪せや擦れ傷が目立っていました。
今回は、ソファの雰囲気を損なわないよう、元の色に合わせた「塗装メンテナンス」を行いました。革の張り替えをせずに、奇麗な状態を取り戻す事が出来ればと思います。
修理前の状態
お預かりしたDS-47のソファは、長年の使用により以下のようなダメージが見られました。
- 座面の色褪せ:特に座る頻度が高い部分は、色が薄くなり、乾燥による革の劣化も見られました。
- 擦れ傷や小傷:肘掛け部分や背もたれには、擦れによる小さな傷が多数。
- 全体的なくすみ:本来の深みのあるブラウンがくすんで見え、あまり見た目が奇麗とは言えない状態でした。
このような状態になると、「もう買い替えたほうがいいのでは?」と考える方も多いかもしれませんが、デセデのソファのようにしっかりとした作りのものは、適切なメンテナンスを施せば、まだまだ長く使うことができます。
今回は塗装メンテナンスでの対応となりましたが、すべての革のソファーの劣化が塗装修理で直せるわけでは無く、あくまで現状の革の状態により「張り替え」なのか「塗装修理」なのかを判断させて頂いております。
塗装メンテナンスの流れ
今回の修理では、革の張り替えではなく「同色塗装」を行いました。この方法では、革の退色や変色、小傷や擦れ傷などの修理を行い見た目を奇麗に仕上げることができます。
① クリーニング
まずは、ソファ全体の汚れを落とすために洗浄します。汚れや油分が残ったまま塗装すに入ってしまうと、仕上がりにムラが出て塗料の密着も悪くなる為、この工程もとても重要です。
② 表面の下処理
革の表面にある古い塗膜や劣化した部分を整えるため、細かいヤスリを使って研磨し、塗装がしっかり定着するように準備します。
③ 色の調合と塗装
元の革の色に合わせて、専用の塗料を調合します。今回は深みのあるブラウン系の色を再現しました。エアブラシを使い、ムラなく均一に塗装を施し乾燥と研磨を繰り返し行います。
④ 仕上げのトップコート
最後に、トップコートを塗布します。これにより、日常の使用による摩擦や汚れから革を保護します。
修理後の仕上がり
- 色褪せていた座面も、元の深みのあるブラウンに復活。
- 擦れ傷が目立っていた肘掛けや背もたれも、状態はかなり改善。
ソファ修理を検討中の方へ
「ソファの傷や色褪せが気になるけど、買い替えるのはもったいない…」とお悩みの方は、ぜひ修理を検討してみてください。今回のように、塗装メンテナンスでかなり綺麗な状態にになります。
当店では、お客様のソファの状態に合わせた最適な修理方法をご提案いたします。
- ソファカバーの張り替え
- 部分的な補修やリペア
- 本革ソファや木部の塗装メンテナンス
など、いくつかのメニューをご用意しております。
「ソファ修理ってどんな感じなの?」と思われた方も、ぜひ一度お気軽にご相談ください。無料でお見積もりいたします!
📩 お問い合わせは公式サイトまたはお電話にて!
ソファを修理して、快適で美しいお部屋作りを楽しみましょう♪