2024.11.04
NATTUZI ナツッジ イタリア レザーソファー 座面の張り替えとクッション修理
修理内容
- メーカー名
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Natuzzi Italia/ナツッジイタリア
- メーカ紹介
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ナツッジイタリアの製品は、100%イタリア製にこだわりを持ち、製作の工程の全てがイタリア国内にある工場で行われます。1959年にターラントで誕生してから現在まで、職人たちの情熱は変わりません。アイディアを形にするノウハウ、革の裁断、木材の加工技術、ウレタンの成型など、細かなディティールにわたってこだわり、完璧な商品を完成させます。
- モデル名
- 不明
- 種類
- ソファ
- 施工方法
- 部分張り替え
- 修理工賃
- ¥90000〜¥120000
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 千葉県我孫子市
- 修理内容
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ナツッジイタリアの本革ソファーをお預かりさせて頂きました。
お預かりさせて頂いたソファーはオフホワイトのレザーソファーで、経年劣化で本革のソファーカバーに黒ずみや擦れ傷などがあり、背凭れや肘掛など全体的も汚れが溜まっていました。
まずは全体的にレザークリーニングを進めて出来るだけ革を奇麗な状態にしてきました。
今回は座面部分のみの張り替えをご希望という事で、全体的に仕上がりに違和感の出ないように背凭れや肘掛などと革のシボの雰囲気や色が近い革を選び、張り替えさせて頂きクッションの中身も張りを戻し修理させて頂きました。
もう一つは木部のところに軋み音がするという事で、一度ソファー内部を分解し、破損していた箇所を修正し、鳴っていた軋み音を改善しました。
本革のソファーは肘掛や座面など普段から頻繁に触れる部分は革と洋服などの間に摩擦が大きく生じるので、汚れや傷などもつきやすく、パーツの中でも初めに劣化してくる部分だと思いますが、部分的に張り替える際には100%同じ革はありませんので、出来る限り仕上がりに違和感の無い革を選び張り替える事を心がけています。
白いレザーはシボの間に入った汚れや黒ズミがどうしても目立ちやすくなってしまうので、定期的にクリーニングなどをすることで革も良い状態を保ってあげる事が出来るかもしれないですね。
反対に黒いレザーは埃や傷が目立ちやすかったりとそれぞれの色には一長一短ありますが、張り替える際にはホワイト系の革や生地を使っていた方はダーク系の色に変える方も多い気がします。
張り替え前の写真からも見て取れるように、白い革はどうじても汚れの部分だけがよりまだってしまう傾向にありますが、今回の様に部分的な張り替えやクリーニングや修理によって復元する事が可能なので、同じような症状でお困りの際には是非一度ご相談下さい。
今回の様に部分的な張り替えの他、沢山ある生地の中からお好みの生地を選んで頂いて、本革から合皮へ張り替え、本革から布へ張り替えなども可能です。
傷んでしまったソファーや椅子は張り替えや修理で再生する事が出来ますので、廃棄や買い替えする前に修理や張り替えも考えてみては如何でしょうか。
椅子やソファーのお困りごとがあれば是非一度ご相談下さい。
- お客様の声
- 今回は座面の張り替えでしたが、色の差も無くとても奇麗に仕上げていただけました。ありがとうございました。