2024.10.17
ROLF BENZ ロルフベンツ レザーソファー 革の張り替えとクッション修理
修理内容
- メーカー名
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ROLF BENZ/ロルフベンツ
- メーカ紹介
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革新的なデザインと、ドイツのクラフトマンシップが息づく高いクオリティ、そして類稀な掛け心地で高い評価を得るドイツを代表するブランド「ロルフベンツ」。
ドイツの工業規格にのっとりながら、自社でさらに厳格な製品基準を設定し、その高いクオリティを維持しています。高品質の素材はもちろん、快適さを追求することでうまれた独自の「多層クッション構造」はこの上ない掛け心地を生み出します。
長い時間座っていても疲れにくいように設計された内部の構造は人間工学に基づいた緻密な計算のもと作り上げられます。
- 種類
- ソファ
- 修理工賃
- ¥120000〜¥150000
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都品川区
- 修理内容
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ロルフベンツの本革ソファーを張り替え修理させて頂きました。
背もたれには、裏側にパンチング加工がしてある2つのクッションがありますが、今回のご相談は座面部分の革に擦れや汚れ、黒ズミ、革のひび割れや剥がれなど劣化が大きくなってしまったので座面だけの張り替え修理のご依頼を頂きました。
座面に選んだ革は背もたれの革に出来るだけ近い質感を考慮し少しシボのある革を選びました。
本革のソファーや椅子は年数が経過すると座った時の摩擦や紫外線などなど幾つかの要因で擦れやひび割れがどうしても起こってきます。
破れやひび割れなどが無ければクリーニングで汚れや黒ズミを解消することも出来るケースもあるのですが、傷やひび割れ、破れなどが大きくなってくると張り替え修理をすることになります。
部分的な張替えの場合には、張り替えない部分と出来るだけ質感や色味などに差異が出ないように革選びを行い、仕上がりの違和感が出ない様に心がけています。
そして革は、もともと動物の皮なのですが、その皮を革に仕上げる際に色付けがされます。
その色付け前の段階や仕上げの段階での加工方法にも違いがあり、出来るだけ革本来の表情を残す為に染料での仕上げをすることで、皮のシワの感じなどを残す事が出来ます。
化粧を薄くするイメージでしょうか。
そうすることで経年変化などを楽しめるような仕上がりになります。
だだしその代わり傷が付き易かったり、紫外線などに強く無かったりします。
反対に染料ではなく顔料を使い仕上げる事で、表面の色ムラや傷などを無くして仕上げる事が出来るので、皮全体が均一な仕上がりになり、染料での仕上がりの革に比べて傷や水分に強かったり、紫外線の影響も受けにくかったりしますので、家具や車のシートの革には使われる事が多くあります。
どちらが良い悪いという訳では無いと思いますが、それぞれのシチュエーションや好みによって選んでもらうのも良いかと思いますが、部分張り替えのケースでは張り替えない他のパーツに合わせて選ぶことが殆どになります。
今回お預かりしたソファーのもう一つの故障は座面本体の中側に取り付けられている座面を前後に出し引きする時に使われるスプリングがあったのですが、そのスプリングも故障してしまっていたので、新しくパーツを取り付けてそちらも修理させて頂きました。
- お客様の声
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とても綺麗になっておりました。
また、バネの方もいい感じに直っておりました!
ありがとうございました。