Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/users/1/tableinc/web/chairsrepair/wp-content/themes/origin/single-works.php on line 30

2024.04.25

富士ファニチャーのキャスター付きレザーアームチェア 天然皮革で張り替え修理

BEFORE

AFTER

修理内容

モデル名
不明
修理工賃
¥30000〜¥60000
お預かり期間
4週間
配送方法
自社便
依頼地域
千葉県千葉市美浜区
修理内容
フジファニチャのパーソナルチェアをお預かりさせて頂きました。

ご相談内容は全体的に、革が劣化してしまい塗装面が剥げてしまっていたり伸びてしまっていたりしてきたので、張り替えでをしてほしいという事に加えて、座面の沈み込みがあるのでそこも修理したいという内容でした。

この椅子は座面部分のクッションの下、本体にエラスベルトが張られていて、そのベルトが使用とともに伸びてしまい、その為座面の沈み込みが大きくなってしまう様です。

同じ修理を何度も頂きましたが、全て同じ現象が起こってしまっているので、その場合はエラスベルトの本数を増やしたり、少し固めのベルトに交換したりなどで、強度を増して対応しています。

今回もベルトの交換にて対応し、クッション性を戻させて頂きました。

張り替えに関しては、天然皮革を選んでいただき、張り替え前は少し黄色味がかったベージュの様な色でしたが、今回は張り替えに伴って色も変え、ホワイトを選ばれました。

シボは少なめのスムースレザーです。

革を選ぶ際には、色、シボ感、仕上げの塗装や染色の種類などのポイントがあるかと思いますが、革には大きく分けて顔料で仕上がった革と染料で仕上がった革がありますが、顔料で仕上がった革は染料だけもしくは染料と顔料の中間で仕上がった革に比べて、変色がしにくかったり、飲みこぼしなどによるシミが出来にくかったり、傷が付きにくかったりなどのメリットがあります。

椅子やソファーの革はこのタイプの革が使われている割合が多いのではないかと思います。

一方、染料だけで仕上がった革などは摩擦に弱かったり、変色がしやすかったり、傷が付き易かったりなどのデメリットはありますが
動物の皮のシワ感や表情などが比較的ナチュラルな状態で残っていたり、経年変化を楽しめたりとするようなメリットがあります。

どちらも良い面があるので、椅子やソファーの張り替えの際には、お好みに合わせて革を選んでみてはいかがでしょうか。

今回お預かりさせて頂いた、パーソナルチェアは、凹んでいた座面部分のクッションも修理で解消し、革も新しくなり座り心地もかなり良くなったかと思います。

これからも椅子を使い続けて頂けるとうれしいです。
この度はご依頼いただきまして、ありがとうございました。
お客様の声
想像より奇麗にしっかりと直して(張り替え)いただきました。
座り心地もよさそうで大変嬉しいです。

使用した生地情報

本革

ニューソフト W-054 29,000円~35,000円/半裁

メーカー名

メルセン

メーカ紹介
品名
ニューソフト
品番
W-054
備考
革本来の風合いを備えた代表的な高級革。型押し等の加工は一切行わず自然の外観を表現するこちらの商品は、椅子用革としてのロングラン商品です。
国名
日本
カラー
ホワイト
素材
顔料
型押し
生地幅
半裁
厚み
1.05mm ± 0.2
価格
29000円~35000円/半裁
機能性
耐光性(強い) 耐色落ち(強い) 耐シミ(強い)

その他事例

最新修理事例はチェアーズ公式インスタグラムをフォロー!