カトリーヌメミ/CATHERINE MEMMI　のカバーリングソファー　張り替え修理

BEFORE

AFTER

修理内容

メーカー名

CATHERINE MEMMI/カトリーヌ・メミ

WEBサイト→

メーカ紹介: シンプルで洗練された暮らしこそが、最高の贅沢。
最小限の素材から、上質・優美と呼ぶに相応しい家具を作り出す「カトリーヌ・メミ(CATHERINE MEMMI)」は、ものに溢れた環境で生きる現代人に、そんな言葉を思い出させてくれます。
セレブと呼ばれる人たちの多くにも愛される作品群は、どれもシンプルかつエレガントです。

モデル名: 不明

種類: ソファ

施工方法: バネやクッションの修理生地の張り替え

修理工賃: ¥150000〜¥200000

配送方法: 自社便

依頼地域: 東京都渋谷区

修理内容: カトリーヌ・メミのカバーリングソファーの張り替え事例になります。

以前は青山に直営店があったと思うのですが今はカッシーナイクスシ―での数点の取り扱いとなっているのでしょうか？

カトリーヌメミはパリのデザイナーで親が画家だったという事で小さなころから芸術センスが磨かれアートディレクターのキャリアを経てセレクトショップ、ラ　メゾン　ドゥ―スを立ち上げたという話です。

そして大凡30年ほど前にカトリーヌメミを設立したようです。

家具のデザインはベーシックなカラーでシンプルで清楚なものが多いので、シンプルなデザインの椅子やソファーが好きな方には人気がありそうですね。

お預かりしたソファーはカバーリングタイプのソファーで、生地はオフホワイトの布地が張られていましたが、経年で黄ばみや黒ズミ、そして汚れや伸びがあって劣化が目立っていました。

張り替えに選んで頂いた生地は張替え後のシミや汚れなどの付きにくさや目立ちずらさを考えて、千鳥格子柄のフェイクレザーを選んで頂きました。

チェック柄も沢山ありますが、ブルテリアチェックとも呼ばれるこの柄は一見ギンガムチェックとも見間違えてしまいますが、もとはイギリスで生まれたチェック柄でファッションには欠かせないと言われる定番のチェック柄のようです。

日本においては縁起のいい吉祥柄とされていて、茶道の名人　千利休も千鳥格子柄の茶道用具を使っていたと言われています。

素材はPVCレザーとなっているので、吸水性は低く飲みこぼしなどがあった場合でも直ぐに拭き取ればシミなどにはならないですが、メンテナンスを怠ると、加水分解などによって表面の剥がれやベタツキなどがゆくゆく発生する可能性もあるので安心しすぎず使っていきたいですね＾＾

合皮のメリットとしては他には本革に比べ安価な所や、よほど鋭利なものでこすらない限り傷がつきにくかったりなどのメリットがあるかと思います。

但し布などの織物とは違うので、布のような暖かみが出しずらかったり、本革の様な重厚感が出しずらかったりもするので、ご自身の用途や目的、ご予算などに合わせて生地選びをされると良いのかなと思います。

合皮の生地のランクがあり、本革と一見見分けられないようなフェイクレザーもあるので、本革でなくてもいいけど出来るだけ近いものがいいなぁという場合などには
そういったフェイクレザーをチョイスするのも良いかと思います。

ソファーや椅子の張り替えを是非楽しんでもらえたら嬉しいです。