ソファや椅子の布地が毛玉だらけになってきた。汚れが落ちなくなった。なんとなく古くなった印象になってきた——そんな経験はありませんか。
布張り(ファブリック)のソファや椅子は、合皮や本革とは異なる独自の魅力がある一方で、「お手入れが難しそう」「張り替えるとどのくらいかかるのか」「どんな生地を選べばいいのか」と、疑問をお持ちの方も多いようです。
この記事では、布張りソファ・椅子の張り替えを検討しているすべての方に向けて、ファブリック生地の種類と選び方、費用の目安、日常のお手入れ方法まで、CHAIRS(チェアーズ)が現場目線でお伝えします。「張り替えるべきか、まだ使えるか」のご判断にもぜひお役立てください。
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1. 布張り(ファブリック)とはどんな素材か
布張りとは、ソファや椅子の表面に織物・編み物などの繊維素材を使った張り地のことです。合皮や本革と並んで、家庭用・業務用を問わず広く使われています。
布張りの最大の特徴は、素材・色・柄のバリエーションが豊富なことです。リネン・コットン・ポリエステル・ウールなど繊維の種類だけでなく、無地・ストライプ・チェック・花柄など、インテリアに合わせた幅広い選択ができます。
布張りのメリット
- 肌触りが柔らかく、通気性が高い
- 色・柄・素材のバリエーションが合皮・本革に比べて圧倒的に豊富
- 夏は蒸れにくく、冬は冷たくない——季節を問わず快適
- 傷がついても目立ちにくい(繊維がカバーする)
- ペットの爪で穴が開きにくい素材(対ペット用ファブリック)も選べる
布張りのデメリット
- 汚れが繊維に染み込みやすく、クリーニングが合皮より難しい
- 毛玉・ピリング(繊維の玉)が出やすい素材もある
- 長年の使用でへたりや色あせが出やすい
- ペットの毛がつきやすい素材もある
こうしたデメリットも、素材の選び方と日常ケアで大きく改善できます。後述する「生地の選び方」と「お手入れ方法」を参考にしてください。
▶ 関連記事|ソファ・椅子の生地選び完全ガイド|布・合皮・本革の特徴と用途別おすすめ素材
2. 布張りソファ・椅子の張り替え生地の種類と選び方
一口に「布張り生地」といっても、その種類は非常に豊富です。用途や生活環境によって最適な生地は異なります。以下の早見表と解説を参考にしてください。
主な布張り生地の種類と特徴
| 生地の種類 | 特徴 | 向いている環境 |
|---|---|---|
| ポリエステル(平織り) | 耐久性・耐摩耗性が高い。価格が手頃。最も広く使われる | ファミリー・日常使い |
| コットン(綿) | 肌触りが柔らかく通気性が良い。天然素材の風合い | ナチュラルインテリア |
| リネン(麻) | さらっとした質感。夏に快適。しわになりやすい | シンプル・北欧系 |
| ウール(羊毛) | 温かみがある。耐摩耗性が高い。虫食いに注意 | 秋冬・高級感重視 |
| ベルベット・ベロア | 豪華な光沢感。高級感が出る | インテリア重視・大人向け |
| 防汚加工ファブリック | 汚れをはじく加工済み。水拭きしやすい | 子育て世帯・飲食店 |
| 対ペット用(人工スウェード調) | 爪が引っかかりにくく毛も絡まりにくいマイクロファイバー素材 | 猫・犬がいる家庭 |
使用シーン別おすすめ生地
小さなお子さんがいるご家庭
飲み物をこぼすことが多い家庭には、防汚加工や撥水加工のかかった生地がおすすめです。水分をはじき、軽く拭き取るだけで汚れが落ちます。色は汚れが目立ちにくいミディアムトーン(グレー・ベージュ・ネイビーなど)を選ぶと長く使えます。
特におすすめなのが「アクアクリーン(Aquaclean)」生地です。水だけで汚れが落とせるという特殊加工が施されており、洗剤不要で拭き取るだけでジュースや食べこぼしのシミを除去できます。子育て世帯だけでなく、飲食店や介護施設などの業務用途でも採用が増えている信頼性の高い生地です。CHAIRSでも取り扱っており、施工事例も豊富にございます。
ペット(猫・犬)がいるご家庭
猫の爪引っかきが気になる方には、マイクロファイバーを緻密に織った人工スウェード調の対ペット生地がおすすめです。繊維の密度が高く爪が引っかかりにくい構造のため、引っかき傷が広がりにくいのが特徴です。また毛が絡まりにくいため、掃除機でのケアも楽になります。やわらかく上質な風合いで、ペットも快適にくつろげます。
高級感・こだわりのインテリアを求める方
ウール素材や輸入ファブリックは、独特の質感と深みのある色合いが魅力です。価格は高めですが、長期間使用しても風合いが落ちにくいのが特徴です。
飲食店・オフィス・業務用
防炎加工・耐アルコール加工済みのPVC系ファブリックや、厚手のポリエステル系生地がおすすめです。清掃のしやすさと耐久性を優先して選びましょう。
生地の価格帯の目安
| 価格帯 | 生地の種類 | 特徴 |
|---|---|---|
| 3,000〜5,000円/m程度 | 国産ポリエステル・スタンダード品 | シンコール・サンゲツなどの定番生地。コスパ良 |
| 8,000円/m前後〜 | 防汚加工・対ペット加工品、ウール混紡 | 機能性重視。中級グレード |
| 9,000〜20,000円/m以上 | 国内高価格帯・輸入ファブリック・高級ウール | 質感・デザイン重視。高耐久 |
実際の必要用尺はソファのサイズや形状によって異なります。見積もり時に担当者へご相談いただくと、カットサンプルの無料送付も可能です。
3. 布張りソファ・椅子の張り替え費用の目安
張り替え費用は、ソファや椅子のサイズ・形状・使用する生地・内部クッションの状態などによって異なります。以下はおおよその目安です。
| サイズ/タイプ | 料金目安 | 備考 |
|---|---|---|
| ダイニングチェア(1脚) | 1.5万円〜3.5万円 | 脚数まとめ依頼で割引あり |
| 1人掛けソファ | 3万円〜8万円 | 形状・縫製デザインによる |
| 2人掛けソファ | 5万円〜15万円 | 肘掛け・背もたれ形状による |
| 3人掛けソファ | 7万円〜22万円以上 | カウチ・L字は別途 |
| オフィスチェア(1脚) | 2万円〜6万円 | 可動部・リクライニング別途 |
| ソファ座面のみ(部分張り替え) | 3万円〜10万円 | 背もたれを張り替えない場合 |
※上記は参考価格です。実際の料金はソファや椅子の状態・装飾の有無・生地の種類・内部修理の有無などにより変動いたします。まずはLINEやフォームからお写真をお送りいただくと、より正確なお見積りをお伝えできます。
費用を左右する4つのポイント
① 形状・縫製の複雑さ
アーム(肘掛け)やピロー(クッション)の形状が複雑なほど、型紙取りや縫製に時間がかかります。シンプルなストレートソファと、曲線の多いデザインソファでは費用が大きく異なります。
② 生地の種類と価格帯
生地代も張り替え費用に影響します。スタンダードな国産ポリエステルから輸入ファブリックまで、選ぶ生地によって数万円単位で差が出ることがあります。
③ 内部(ウレタン・クッション材)の状態
表面の生地だけでなく、内部のウレタンが劣化している場合はウレタン交換が必要です。ウレタンを交換せずに足し増し補充だけで問題ないケースもありますが、状態確認は必須です。内部が傷んでいるまま生地だけ張り替えると座り心地が改善しないため、合わせて確認することをおすすめします。
④ まとめ依頼の割引
ダイニングチェアなど複数脚をまとめてご依頼いただくと、1脚あたりの費用が抑えられる場合があります。セットでのご依頼はぜひご相談ください。
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▶ 関連記事|布張り椅子・ソファの張り替え費用相場|素材・サイズ・形状別の料金ガイド
4. 張り替えを依頼する流れ
「初めてで何から始めればいいかわからない」という方でも、CHAIRSではLINEやお問い合わせフォームからの写真送付や相談からスタートできるので、とても気軽にご相談いただけます。
LINEまたはWebフォームから写真を送る
ソファや椅子の全体写真・傷んでいる部分の写真・サイズがわかる写真などをお送りください。スマートフォンで撮影したもので問題ありません。
担当者が状態を確認・料金と生地を提案
お送りいただいた写真をもとに、現在の状態・張り替えの可否・料金の目安・おすすめの生地をご提案します。ご不明な点はこの時点でお気軽にお尋ねください。
生地サンプルを無料でお送り(ご希望の場合)
実際に生地の色味や質感を確認してから決めたい方には、カットサンプルを無料でお送りしています。ご希望の際はご依頼時にお申し付けください。
椅子・ソファを工房へ発送
宅配便(らくらく家財宅急便など)でのお送りが可能です。東京・神奈川エリアはスタッフによる出張引き取りのご相談も承っています。LINE公式アカウントご登録のお客様には往復配送料無料クーポンをプレゼントしています。
張り替え作業・納品(通常2〜4週間)
職人が一点一点丁寧に張り替えを行います。完成後はご自宅へお届けします。
5. 布張りソファ・椅子を長持ちさせるお手入れ方法
布張りは適切なお手入れをすることで、見た目と座り心地を長く保つことができます。日常的なケアから、万が一の汚れへの対処まで、素材別にまとめました。
日常のお手入れ
- 週1回程度、ソフトブラシなどで表面の埃や細かいゴミを優しく取り除く(擦ると生地を傷める可能性があります)
- 両面使いができるデザインであれば表裏を交互に使い、左右のクッションを定期的に入れ替える(同じ面ばかり使うとへたりが偏る)
- 直射日光を避ける(色あせ・繊維の劣化を防ぐ)
- ペットの毛は柔らかいブラシなどで定期的に取り除く
シミ・汚れへの対処
そもそも汚れが気になる環境であれば、張り替えの際に防汚加工や撥水加工済みの生地、またはアクアクリーンなどの汚れに強い生地を選ぶことをおすすめします。生地選びの段階でご相談いただければ、用途に合った加工生地をご提案します。
水性の汚れ(ジュース・コーヒーなど)
汚れたらすぐに乾いたタオルや白い布で押さえ、汚れを吸い取ります。こすると繊維に汚れが広がるため、必ず「押さえる」動作で対処してください。その後、薄めた中性洗剤を含ませた布で軽く叩いて拭き取り、最後に水を固く絞った布で洗剤成分を取り除きます。
油性の汚れ(油・クリームなど)
食器用の中性洗剤を少量含ませた布で、外側から内側に向けて叩くように対処します。洗剤が残ると変色の原因になるため、最後はしっかり水拭きして乾燥させてください。
毛玉(ピリング)
繊維に毛玉ができた場合は、専用の電動毛玉取り器(ファブリックシェーバー)でやさしく取り除きます。力を入れすぎると繊維を傷めるため、軽いタッチで行いましょう。なお、強い洗剤・アルコール系スプレー・漂白剤は繊維を傷めたり色落ちの原因になるため使用しないでください。
▶ 関連記事|布張りソファを長持ちさせるお手入れ方法|日常ケアからシミ抜きまで素材別に解説
6. 張り替えるメリット|布張りでも長く使える
「布地がよれてきたから、もう捨てるしかない」と思っていませんか。実は、フレームが良好な状態であれば、張り替えやクッションの修理をすることでソファや椅子はまた新しい状態によみがえります。
- 気に入ったデザインや形をそのまま使い続けられる
- 新品を買うよりコストを抑えられるケースが多い
- 生地を変えることで部屋の雰囲気をガラリと変えられる
- 環境への配慮——使い続けることで廃棄物を減らせる
- 防汚・対ペット・防炎など、機能性の高い生地へのアップグレードも可能
特に骨組みやクッション材がまだ良好な状態であれば、張り替えコストは新品購入の半額以下になることも珍しくありません。また、木部やフレームに傷み・ぐらつき・塗装の剥がれが出ている場合も、生地の張り替えと合わせて修理・再塗装に対応しています。長く愛着を持って使い続けたいソファ・椅子なら、ぜひ一度ご相談ください。
7. 施工事例
実際の布張り張り替え施工事例をご紹介します。
事例① 25年愛用したダイニングチェア(座面張り替え+木部修理)
25年間使い続けたダイニングチェアで、座面カバーの生地が全体的に傷んだ状態でのご依頼。サンゲツのアクアクリーン生地(防汚・撥水加工済み)で座面を張り替え、合わせて木部の修理も実施しました。長年の愛着があり「捨てたくなかった」というお客様に、生地と木部を一緒にリフレッシュすることをご提案。仕上がりを大変喜んでいただきました。
事例② B&Bイタリア カバーリングチェア(ペット対策生地で張り替え)
ペットの引っかきによる傷みが目立ち始めたB&Bイタリアのダイニングチェアのご依頼。シンコールの「ディナミカ」(人工スウェード調のペット対策生地)で張り替えを実施しました。爪が引っかかりにくい素材のため、猫がいるご家庭でも安心してお使いいただける仕上がりになっています。
まとめ
布張り(ファブリック)のソファ・椅子は、素材選びと日常ケアによって長く快適に使い続けることができます。毛玉・汚れ・へたりが気になってきたら、それは張り替えのサインかもしれません。
張り替えることで、お気に入りのソファや椅子がまた新しい状態によみがえります。生地を変えることで雰囲気もガラリと変わり、「前より気に入った」とおっしゃるお客様も少なくありません。
まずはお気軽に、LINEやWebフォームからお写真をお送りいただくだけで大丈夫です。現在の状態を確認した上で、最適なご提案をさせていただきます。
🪑
捨てる前に、一度ご相談ください
「まだ使えるかどうか」から相談していただいて構いません。
写真を見た上で、正直なアドバイスをお伝えします。
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