2026.08.31
アンティーク パーソナルチェア |サンゲツのフェイクレザーで張り替え修理
修理内容
- 種類
- パーソナルチェア
- 修理工賃
- ¥60000〜¥90000
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都世田谷区
- 修理内容
-
今回は、アンティークのパーソナルチェアの張り替え事例をご紹介いたします。
今回はお店の改装に合わせてのご依頼で、内装を一新するタイミングにあわせて、椅子の雰囲気も新しくしたいというご要望でした。
店舗什器は日々多くのお客様の目に触れるものだからこそ、内装のイメージに合わせて生地や色味を選び直すご相談は少なくありません。
お預かりしたのは、ろくろ挽きによる丸みのある装飾が施された木製の肘掛け・脚部を持つ、アンティークらしい佇まいのパーソナルチェアです。
張り替え前の状態
張り替え前の座面・背もたれには、深みのある赤色の起毛パイル生地が張られていました。
長年の使用により生地の毛並みが乱れ、色ムラや擦れも見られる状態で、全体的に古びた印象になっていました。
また、木製の肘掛け部分は表面の塗装が剥げてしまっている箇所や、細かな傷が目立つ箇所もあり、生地だけでなく木部にも手を入れる必要がある状態でした。
パーソナルチェアは肘掛けに直接手や腕が触れる機会が多いため、座面と同様に木部の傷みも進みやすい部分です。
生地選びのポイント
今回はお店の改装に合わせたご依頼だったため、張り替え前のパイル生地から一転して、アンティーク感のあるフェイクレザー「サンゲツ パシフィックルート(UP5429)」を使用しました。
パシフィックルートはPVC素材の椅子張り生地で、牛革のような質感とマットな風合いが特徴です。
表面の凹凸のある表情が、経年変化を感じさせるアンティークチェアの雰囲気ともよく馴染みます。
また、この生地は抗菌機能や難燃性能を備えているほか、アルコール系・塩素系の薬剤を使ったお手入れにも対応しているため、店舗什器としての使用にも適した実用性の高い生地です。
起毛のパイル生地は風合いこそ魅力的ですが、フェイクレザーもメンテナンスに対するメリットが沢山あります。
日常的に消毒や拭き取りが必要な店舗用途では、こうした機能性を備えたフェイクレザーへの切り替えは理にかなった選択といえます。
詳しい生地の情報は、サンゲツの製品ページにも掲載されています。https://www.sangetsu.co.jp/product/detail/UP5429/
木部の塗装修理について
木製の肘掛け・脚部については、剥げや傷を完全にきれいな状態に戻すのではなく、経年による古びた雰囲気をあえて残してほしいというご希望をいただきました。
そのため、傷んでいる箇所を部分的に補修しながら塗装を整え、傷の凹凸なども残し仕上げてほしいというご希望でした。
基本的には古びてしまったものや汚れてしまった物を綺麗にすることが通常ではありますが、傷なども完全に修理することなく仕上げを行いました。
張り替え作業について
張り替えでは、まず古い起毛パイル生地を丁寧に取り外し、座面・背もたれのクッション材の状態を確認します。
中のクッション材も劣化がありましたので、交換や補填をして座り心地を戻してきました。
張り上げていくことで椅子のイメージが変わっていくのも作業の一つの楽しみです。
椅子の雰囲気と今回オーナーさんが選んだフェイクレザーの雰囲気がとてもマッチしていて、また違った椅子に生まれ変わりました。
仕上がりについて
張り替え後は、赤色のパイル生地から落ち着いたブラウン系のフェイクレザーへと変わり、新しいお店の内装にもなじむ、シックな雰囲気のパーソナルチェアに仕上がりました。
木部も古びた風合いを残しながら傷や剥げが目立たなくなり、生地と木部のバランスが取れた一脚になったのではないかと思います。
お店の新しい内装の中で、アンティークチェアならではの存在感を保ちながら長く使っていただけるのではないでしょうか。
CHAIRSでは、店舗の改装に合わせた椅子・ソファの張り替えや、木部の塗装修理も承っております。
「生地の雰囲気をがらっと変えたい」「木部の傷はある程度残してほしい」といった細かなご要望にも対応いたしますので、写真をお送りいただければお見積もりが可能です。
お気軽にお問い合わせください。
- お客様の声
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父の父の代から使っていた家具が蘇ってとても嬉しく感激しています。
お店で大事に使わせえて頂きます。
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