ソファー本革のクリーニングや塗装

BEFORE

AFTER

修理内容

修理内容: 某有名ビールメーカーのレストランで、レストランに設置されている本革のベンチソファーの修理事例です。
飲食店舗のボックスソファーなどは合皮の張り生地のものをよく見かけますが、ここは全て本革仕様のソファーでした。１階と２階を合わせると合計４５ｍのロングなソファーです。
よく見ると、革の表面が黒ずんでいたり小キズがあったりとそろそろメンテナンスが必要な時期に入ってきたようです。
一旦全てのソファーを土台から取り外し、皮革塗料にて塗装メンテナンスを行いました。
ソファーを支える土台はガッチリとしたアイアンフレームでしたので、まず壊れることはなかなか無さそうです。
塗装修理の他に、糸のほつれ箇所も幾つかあり再縫製が必要でしたが、今回は革を手縫いにて現場で再縫製をしました。
数個のソファーに解れがあって、糸が通る針穴はしっかりと生きていたので手縫い針と糸を持ち込んで手縫い処理。一つ一つの針穴にしっかりと糸を通して行きます。
全部の革ソファーも修理を終えて、再設置。
荒れていた革の表面もスムースで綺麗な状態になって、手触りもかなり落ち着いてツルツル状態に出来ました。