2022.07.15
Cassina/カッシーナ ダイニングチェア 部分張り替え
修理内容
- メーカー名
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Cassina/カッシーナ
- メーカ紹介
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17 世紀、イタリアに誕生したカッシーナ社は、家具業界において数少ないリーディングブランドとして世界中に知られています。完成度の高さとデザインの美しさは他の追随を許さず、数多くの製品がニューヨーク近代美術館の永久所蔵品になっています。
- モデル名
- コルビジェLC1
- 種類
- ダイニングチェア
- 施工方法
- 本革のクリーニングや塗装部分張り替え
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 修理内容
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今日ご紹介させて頂く椅子の張替え修理事例は、皆様ご存知のコルビジェの椅子になります。
LC1のモデルになり、別名スリングチェアやバスキュランチェアなどとも呼ばれているようです。
素材は厚革でシンプルなデザインですが長いあいだ人気のある名作です。
代々受け継がれてこられた椅子ということでしたが、初めは修理して使うかどうかをご夫婦で悩まれていたとのことでした。
今回の修理内容は座面と背もたれの革を張替えて交換し、肘掛けの革の部分は塗装メンテナンスによって修理するということになりましたので、座面と背もたれには厚もののヌメ革を使用することとしました。
極厚の4mmの黒ヌメ革を現状と同様の厚さに漉き(革を薄くする作業)をかけ、その後寸法を合わせての張替えです。
そして他にも痛みの出ているこちらの部分もメンテナンスしました。
肘掛は革の塗装膜の割れと剥がれが出ていたため、こちらは塗装メンテを行いました。
脚のメッキ部分も汚れや綻びが出ていたため、革部分が綺麗になっても椅子の全体的な印象が悪くなってしまうので、こちらのフレーム部分も綺麗に戻しました。
革の割れていた部分なども、もちろんなくなりとてもいい状態に戻りフレームの部分も輝きが戻りましたよ。
肘掛け部分も塗装膜が禿げていたり革の断面部分も随分荒れていたりとしてましたので、塗装によって修正しました。