2022.07.15
カリモクの本革2シーターソファー クリーニングと塗装メンテナンス修理
修理内容
- メーカー名
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カリモク
- メーカ紹介
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カリモクの家具づくりは、グループ各社とのネットワークによる結集力で高品質を誇っています。
独自の情報網による調査や市場動向に基づいた商品開発力をはじめ、卓越した生産技術力や品質管理体制、安定した資材供給、さらに緊密な連携力を発揮する販売・流通などが一体となり、木製家具国内生産トップという確固たる信頼性を構築。
- モデル名
- ZT6003
- 種類
- ソファ
- 施工方法
- 本革のクリーニングや塗装
- 修理工賃
- ¥90000〜¥120000
- お預かり期間
- 1週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都港区
- 修理内容
-
カリモクのレザーソファーをお預かりさせて頂きました。
本革素材の椅子やソファーの生地は高級感や重厚感が魅力の一つだと思います。
合皮には無いリアルなレザーの感触や見た目、布生地には無い重厚感がありますね。
高級ソファーや椅子には多く本革が使われているかと思います。
今回のご相談内容としては、長年使った革のソファーに黒ずみや汚れが溜まってしまったので奇麗な状態に戻して欲しいというご相談内容でした。
椅子やソファーの生地が劣化してしまった場合には、張り替え修理がスタンダードな修理方法になりますが、本革生地の場合には状態に寄ってはクリーニングや塗装メンテナンスで表面を奇麗な状態にすることも可能です。
大きな破れや修復出来ない傷、溜まり過ぎている油分などが無ければ対応可能な場合も多いのです。
長年使っていると皮脂などにより油分が溜まり過ぎていると、塗装の為に塗料が乗らずに直ぐに剥がれてしまいます。
施工前には油分を取り除く作業も行いますが、それでも中に染み込んでしまった油分は取り除く事が出来ないケースもありますので、そういった場合にはあまりお勧め出来ず、張り替え修理が良いかと思います。
今回はその様な事も無く、一度全体的にクリーニングを行いました。
クリーニングを掛けた段階で黒ズミなどもかなり落ち革に白さが戻ってきましたが、クリーニングしたことによって塗装が弱っていた部分が少しあったり、汚れによって見えなかった小傷が浮き出てきたりという箇所もあったので、その様な箇所も含めてクリーニング後に塗装メンテナンスをさせて頂きました。
施工後は施工前に比べてソファー全体がよどんだ感じに見えていたのですが、それが無くなりかなりフレッシュなイメージに変わりました。
ソファーはリビングやお部屋の中でもメインにもなる家具です。
そのソファーが汚れていたり、劣化していたりすると明るいイメージはお部屋には付きにくいですよね。
定期的にこの様にメンテナンスしてあげる事によって、お部屋全体のイメージもかなり違うものになるのではないでしょうか。
ただし、劣化した革張りのソファーや椅子全てに使える修理方法ではありませんので、傷や劣化の状態は都度お問合せ頂けると幸いです。
本革は肌の良く触れる座面や肘掛などから劣化や汚れが溜まっていきます。
日ごろ偶にでも良いので、軽く乾拭きなどのメンテナンスをしてあげるだけでも寿命が変わってくるかもしれないですね。
空気中にあるホコリの中にも水分があり、その水分が革の表面に溜まり加水分解という作用を引き起こします。
それにより革表面に塗装されているウレタンなどが劣化していくケースもあるので、乾拭きだけでも意味が無い事はないと思います。
レザーソファーや椅子をご使用されている場合は是非検討してみては如何でしょうか。