2022.07.15

ERPO/エルポ  ポルトフィノ レザーソファー 本革のクリーニングと塗装修理

BEFORE

AFTER

修理内容

メーカー名

ERPO/エルポ

WEBサイト→

メーカ紹介

<ERPO>はドイツでインテリア業界が主催する「Markt-Intern賞」を2005年から12年連続受賞。プロダクト品質はもちろん企業姿勢に至るまで、最もドイツらしく、誇るべきブランドとして認められています。快適さを生み出す設計精度は特に定評が高く、ソファの内部構造まで美しく仕上げられています。

モデル名
ルガノ
種類
ソファ
施工方法
本革のクリーニングや塗装
お預かり期間
4週間
配送方法
自社便
修理内容

ヨーロッパはドイツの革張りソファー、エルポのポルトフィノ3シーターソファーをお預かりさせて頂きました。

今回のご相談内容としては、が年使ってきたけどソファの革の表面に擦れ傷や退色が目立ってきてしまったので修理出来ないかという内容でした。

今回のソファーは状態を拝見したところ、まずはクリーニングをソファー全体に行い、その後傷や剥がれ、色抜け部分などは塗装メンテナンスによって復元できる状態だったので、その様な修理を進めました。

本革のソファーや椅子が傷んでしまった場合は、生地を張り替える、もしくはクリーニングや塗装修理でメンテナンスをするという方法がありますが、修理費用は塗装修理で直してあげる方が安く済みます。

しかし革がどんな状態であっても出来る修理方法ではないので、まずは塗装修理が出来るものなのかの確認が必要になってきます。

状態によっては張り替え修理がベストな方法になります。

革の表面がひび割れてしまったり、革が皮脂やその他の油分を多く含んでしまっていたりするケースでは、修理後すぐは奇麗な状態に見えても、塗料が密着してくれないので、長持ちせずに直ぐに塗料が剥がれてしまうようなケースもありますので、まずは状態を確認の上判断させて下さい。

今回お預かりしたソファーの様に、革のソファーや椅子をお使いの方で、同じように劣化に困っている方も少なくないのではないかと思いますが、この様な状態にさせずに出来るだけ革のソファーや椅子を長持ちさせたいという方は、やはり日ごろの多少の気遣いも必要になってくるのではないかと思います。

ご家庭で出来る事とすれば、ソファーや椅子の設置場所も革の寿命を大きく左右する要因の一つかと思います。

革は紫外線に長時間当たっていると、徐々に革の表面が乾き色落ちしてきたり、革の硬化が早まってひび割れしてきたりとあまり良いことは起こりません。

ですので、ソファーや椅子は日の当たる場所に置いて、そこで寛ぐ事がリラックスして気持ちのいいものなので、なかなか難しい場合も多いとは思いますが、出来る限り紫外線の当たり過ぎない環境に置いてあげると良いのではないかと思います。

大きな窓のそばにソファーが設置している場合は、出かける時は出来るだけカーテンなどを閉めてあげて紫外線を防いであげるなどでも良いのかと思います。

また、湿気の多い倉庫などで長期間保管した時に、倉庫を開けてみるとカビだらけ。。

なんて事例もありますので、その様な時は換気を頻繁にしてあげる事も大変重要かと思います。

また、普段定期的にソファーを乾拭きしてあげるだけでも、ソファーに落ちた空気中のホコリに含まれた水分を拭いてあげる事になるので、少しでも長持ちに繋がるかと思います。

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