2025.11.19

アルフレックス/arflex /KUチェア・ペーパーコードからレザーに張り替え修理

BEFORE

AFTER

修理内容

メーカー名

arflex/アルフレックス

WEBサイト→

メーカ紹介

イタリアでモダンファニチャーの思想と心地よい暮らしの在り方を学んだ創業者が、帰国後1969年に国内での展開を始めた家具ブランド。普遍的な価値に時代ごとの感性を取り入れながら、日本オリジナルの製品をつくり続けています。

モデル名
KUチェア
種類
ダイニングチェア
施工方法
生地の張り替え
修理内容

今回ご紹介するのは、東京都港区のお客様からお預かりした、アルフレックスのKUアームチェアになります。

ペーパーコードで張り込まれた椅子の座面を、フェイクレザーに張り替えたいというご希望でした

張り替え前の状態

今回お預かりした椅子は、綺麗な木製フレームと、座面に編み込まれたペーパーコード(紙紐)のデザインが特徴的な4脚セットです。

ペーパーコードは、重量が軽く、見た目も美しい仕上げではありますが今回のお預かりした椅子は、ペーパーコードの表面がササクレて、色が少し経年で黄ばんでいたりと劣化のある状態でした。

 

張り替え前の劣化ポイント

  • ペーパーコードのササくれ
  • 全体的な汚れと色ムラ

今回のお客様からは、

「ペーパーコードをやめて、レザーの座面にしたい」

というご希望をいただきました。

張替えに使用した生地はサンゲツのフェイクレザー「UP5195(ピアーダ)」になります。

使用した張り替え生地サンゲツ「UP5195 ピアーダ」

今回の張り替えで使用したのは、サンゲツ社のレザー「ピアーダ(UP5195)」。

この素材は、ポリウレタンのレザーで、以下のような特徴があります。

▼ ① 抗菌 & 耐アルコール

衛生面での安心感も高いので汎用性も高い生地だと思います。

▼ ② ヴィンテージ調の高級感あるプリント

ピアーダのもう一つの特徴は、ポリウレタンレザーでありながら、ヴィンテージ感を思わせる独特の表情を持っています。
一見シンプルな中にも、こまかな陰影があり、椅子全体の雰囲気にちょっとしたアクセントを加えてくれます。

今回のような、木目の椅子に組み合わせると、モダンで落ち着いた印象になるかもしれませんね。

▼ ③ 裏地が起毛でふんわり

一口に合皮といっても、裏生地には幾つか違う素材が使われています。

メリヤスなどの素材に比べて、今回張替えに使ったピアーダは裏面が起毛生地でこれによって生地にボリュームが出て

座ったり触った時、そして見た目のふっくら感があります。

なかなか言葉では表現しにくいですが、薄いビニール感のある合皮に比べてモッチリとした感じがある心地の良いレザーです。

ペーパーコードからレザー座面への張り替え工程

▼ ① ペーパーコードの剥がし

まずはペーパーコードをすべて外します。

ペーパーコードは強く張り込まれているため、ステープルや釘を1本ずつ外し、綺麗な状態に整えます。

▼ ② 座面ベースの作り直し

ペーパーコードの椅子は、ウレタンを置く前提の構造ではないため、レザーを張り込む際にベースとなるエラスベルトとウレタンクッションを付けていきます。

③レザーの張り込み

そしてその後はレザーを裁断し、張り込み、ステープルで留めていきます。

張り替え後の仕上がり

張替え後の椅子の印象としては、ぺーパーコードで張られていた時に比べて、レザーが黒という事もありモダンで落ち着いた印象になったのでは無いかと思います。

そして座り心地に関しては、ペーパーコードの座り心地が悪いという事ではなく、好みの問題になるかと思いますが、以前よりもよりソフトな座り心地になったかと思います。

お客様からの嬉しいコメント

納品後、お客様からこのようなメッセージをいただきました。

「希望した通りに仕上がっていて、とてもクールです。」

海外から来られているお客様ということもあり、英語でのやり取りが多かったのですが、
「理想としていたスタイルにそのまま仕上がっていた」
というお言葉をいただけたことは、職人として非常に嬉しく励みになりました。

当社では英語での説明・工程案内・お見積もりにも対応しております。

海外のお客様にも対応しています

当社では海外からのお客様にも対応できるよう、

  • 生地の説明や施工工程の説明
  • お見積もりや納期案内

等々

すべて英語で可能です。

今回のように「日本で気に入った家具を長く使いたい」というお客様からのご相談も承ります。

まとめ

今回の張り替えでは、

  • ペーパーコード座面を撤去
  • 新たにウレタン+レザーの座面を作成
  • サンゲツ「UP5195 ピアーダ」の生地を使用
  • 抗菌・耐アルコールで機能性がUP
  • 座り心地の改善とデザイン性の変更
  • 英語でのスムーズな対応が可能

という内容で、張り替え前に比べて新たな仕上がりになりました。

椅子の張り替えは、「愛着をそのままに、より良い状態へアップグレードする」
というメリットがあります。

今と同じように張り替えたい、新しく生地の素材を変えて張り替えたい、などなど
椅子やソファの張り替えを考えている方は、ぜひ一度ご相談ください。

お客様の声
希望した通りになって、新鮮でクールです。

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