2024.05.14
アクタス/ACTUS レザーソファー クッションカバーの張り替えとバネの修理
修理内容
- モデル名
- five by five Fino / ファイブバイファイブ フィノ
- 修理工賃
- ¥150000〜¥200000
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都港区
- 修理内容
-
アクタスで購入されたという、本革素材のソファーをお預かりさせて頂きました。
お見積もりをご希望頂いた際に、併せてご相談いただいた内容は、まずは座るところのクッション性が悪くなったので、バネやウレタンなどを修理し改善が出来るかどうかという事が一つでした。
そしてもう一つは、革が元々は白い革だったのですが、全体的に色のくすみや、革表面のスレや塗装面の剥がれなども出てきてしまったので張り替えや修理で再生したいのだけれど、ソファー全体の革を張り替えた方が良いものか、もしくは座面・背もたれ・肘掛にクッションがありますが、そのクッションだけの張り替えでい良いものなのかどうか。
そしてクッションだけを張り替えた時に、張り替えをしない本体の革との色や質感のバランスなどはどうなってしまうのかという疑問があったようです。
結果的には今回はソファーの本体側の座面部分にエラスベルトが張られていましたが、そのベルトが伸びて緩んでしまっていたので、座面のクッション性が無くなってしまっていました。
ですので、ベルトの交換をしました。ソファーの張地については、座面・背凭れ・アーム部分のクッションカバーだけを張り替えさせて頂きました。
本体の革は張り替えないという事になったので、ソファーは一度お預かりした段階で、本体の張り替えない革と色味・質感の合う革を選び張り替えを進めました。
革を選ぶ際にはシボの感じも大事にしています。
100%同じ革は無いので、出来るだけ近い質感や色に近づける為、張り替えた時のイメージを出しつつ選ぶ必要があるので、ここは経験が必要です。本体の部分の革は張り替えはしませんでしたが、クリーニングを掛け出来るだけ汚れや油分などを取り除き、クッションだけを張り替える事によって、新しい革と、ある程度時間の経った革との差異が出てしまうのでその差異をクリーニングによって無くしていきます。
結果的には張り替えをしなかった本体と、張り替えたクッション部分との革の差異は殆ど無く、オーナー様にも満足いただけた仕上がりになりました。
この度はご依頼をいただき、誠に有難う御座いました。
- お客様の声
- 元々の色と合うか不安でしたが、同じ色合いで選んでくれて大変満足いく仕上がりでした。
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