2024.05.07
エコーネス/ekornes ストレスレスリクライニングチェア レノ 張り替え修理
修理内容
- モデル名
- レノ / RENO
- 修理工賃
- ¥120000〜¥150000
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 依頼地域
- 東京都台東区
- 修理内容
-
ストレスレスチェアという、リクライニングチェアで有名な、ノルウェーのエコーネス社の椅子になります。
ヘッドレストはリクライング時に自動で調整されたり、座った人の体重を使って座位を調整したりと、機能面でも快適なこのストレスレスチェア。
座り心地がとても良いから張り替えて、これからも使いたいという声をよく耳にします。今回は、身内の方から使っていたエコーネスのストレスレスチェア、モデルはレノというモデルになりますが、こちらの椅子を張り替えてこれからも使っていきたいというご相談があり、張り替え修理を進める事になりました。
張地の革もアームの部分などもかなり破れてしまっていて、座面のクッションが本来、本体とマジックテープで留まっているはずなのですが、座面のクッションも既に無くなってしまっているという事で、新しく座面のクッションを作り直しする必要がありました。
今回、張り替えるにあたって、今までのような本革では無く、ファブリックを選び、布地で張り替えを進めさせて頂きました。
椅子がこの様な状態であったとしても、本体のフレームが破損したり、パーツが欠損している訳では無いので、張り替え修理によって十分に今後もつかっていただけるかと思います。
また、無くなってしまった座面のクッションですが、採寸後にパターンを起こして作り直しをさせて頂きました。
選んで頂いた生地は、シンコールの「スイジン」という生地になります。
バックコーティングが施されている生地になり、生地の強度は加工されていない物よりも当然上がります。
バックコーティングとは、生地の裏面にアクリル樹脂を加工し、生地の引張強度を主に高めるためのコーティングになります。元々本革の張地だった、今回のエコーネスのストレスレスチェアですが、ファブリックで張り替えたことで、今までの革の重厚なイメージに比べて、少し暖かみのある雰囲気に変わったのかと思います。
使う生地の種類によって、椅子やソファーのイメージも変えることが出来ると思います。
ご家庭や、オフィスなどで作りたいイメージなどに合わせて、生地選びも楽しんで張り替えをしてみてはいかがでしょうか。
使用した生地情報

布
スイジン T-7418 ¥4400/m
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