2022.07.15
Cassina/カッシーナ ダイニングチェア 本革のクリーニングや塗装
修理内容
- メーカー名
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Cassina/カッシーナ
- メーカ紹介
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17 世紀、イタリアに誕生したカッシーナ社は、家具業界において数少ないリーディングブランドとして世界中に知られています。完成度の高さとデザインの美しさは他の追随を許さず、数多くの製品がニューヨーク近代美術館の永久所蔵品になっています。
- モデル名
- 412キャブチェア
- 種類
- ダイニングチェア
- 施工方法
- 本革のクリーニングや塗装
- お預かり期間
- 4週間
- 配送方法
- 自社便
- 修理内容
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本日はCassina(カッシーナ)の412CABCchair(キャブチェア)の修理事例をご紹介させて頂きます。
今回は肘なしカウンターチェアバージョンの412になります。
今回お預かりさせて頂いたものは、革の表面の剥げがありこれでは使っていくのは少し難しいので、修理のご依頼を頂きました。
革は本来無色生成り色が基ですが、ソファーや椅子の製品になる段階で塗装や染色によって色を付けていきます。
ですので、今回の修理の方法としては再塗装による修理で修復をしていきます。
塗装前には一度椅子のこれまで溜まった汚れや油分を除去し、その後下地塗料を塗布し、本塗装、そしてコーティングにて仕上げを行います。
ステッチに関しましては、ステッチ色をそのままに塗装を施すことも可能ですが、今回はステッチもかなり汚れてしまっているという事で、ステッチも黒に変更することになりました。
革の表面の剥がれなども解消されてとてもきれいな状態に戻すことが出来ました。